「防音室とプライベートバルコニーのある家」

2018年8月 4日 (土)

検査・取説など

台風が過ぎて、夜はエアコンを使わずに済むようになったなと思ったら、また猛暑続きで暑くなってきました。でも今朝などはちょっと涼しく、昼間も、風が吹くと日陰では涼しさを感じるくらいです。自分も多少、暑さにも慣れてきたかも知れないです。

ところで「防音室とプライベートバルコニーノある家」は、先日、役所の完了検査を受けて合格しました。途中で計画変更があったので、それとの兼ね合いで検査済証の発行が遅れやしないかと心配でしたが、何とか間に合いました。

この日は設備機器の取説などを行ないました。

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あまり写真をアップしていませんが、ここで1枚。また片付いていませんが、奥様こだわりのキッチンです。色合いもとてもきれいだなと思います。

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2018年7月 7日 (土)

鳥のブラケット照明

久しぶりに2日連続での記事アップです。

今日は七夕ですが、天の川は見えず・・・。しばらく前に天の川が何なのか今さら知ったので(苦笑)、今夏は改めて眺めてみたいなと思います。

それと、ここ数日天気が悪く、気温も低めで、体的には助かりますが、西日本方面の記録的豪雨は、本当に深刻です。死者も現時点で46名とは・・・。浸水被害の現場に行ったことはないのですが、地震などに比べても、復旧のためにはまず泥を取り除く、泥による衛生不良などがあるだろうと思いますので、本当に大変なのだろうと思います。まずは天気が良くなって欲しいです。

さて、「防音室とプライベートバルコニーのある家」ですが、仕上げも最終段階に入り、完了検査や引渡しの予定も組まれて来ました。

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そんな中、建主奥様がお選びになったブラケット照明の写真を1枚。鳥の形をしています。とても楽しく選んで頂いているようで何よりです。カタログではわかりますが、実際にどのような光り具合になるのか、とても楽しみです。

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2018年5月14日 (月)

垂木構造と鉄骨リビング階段

週が明けたらとても暑くなってしまいました。今週は真夏日になるところもありそうで、体調にはさらに気を付けねばと思います。また、新潟女児の事件も解決しそうで、何よりです。

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さて、「防音室とプライベートバルコニーのある家」は、現在仕上工事に入っています。少し前の写真ですが、垂木構造と鉄骨のリビング階段を一緒に撮影してみました。どんな風に仕上がるか楽しみです!

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2018年4月11日 (水)

外壁タイル

今日は夕方に雨が降り始めたら、久しぶりに雨の臭いを感じました。他方、このブログをスマホでご覧頂いている方も多いと思いますが、久しぶりに自分のスマホで見てみたら、広告が表示されるようになっていました。広告は出ない設定のはずなのに・・・。原因究明せねばです。

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さて「防音室とプライベートバルコニーのある家」ですが、外壁タイルがほぼ貼り終えました。下地から含めて、さすがに時間が掛かったなぁという感じです。以前に目地を詰めるタイプと書いてしまいましたが、目地なしの細め、立体感のあるタイルです。

大工工事も終盤で、いよいよ仕上工事が進んで行きます。

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2018年2月27日 (火)

外壁タイル下地

平昌オリンピックが終わりましたが、若干オリンピック・ロスです(苦笑) 今回のオリンピックは、結構楽しめたなぁと思います。女子カーリングの「そだねー」が話題ですが、個人的には、吉田姉選手の「ナイスぅー」も気に入っています(笑) とはいえ、女子カーリングは、どの国が優勝したのか未だに知らないのですが・・・。

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さて、「防音室とプライベートバルコニーのある家」は、外壁タイルの下地の施工が始まりました。木造の場合の多くは、外壁仕上がタイルの場合には、下地にベースサイディングというサイディングを貼って、それに仕上げのタイルを貼ることが多いです。

タイルというのは、粘土を焼いてつくるものですが、基本的にはタイルを下地材に貼りつけて、タイル同士の間に目地を詰めるというのが基本です。数十年前に、金額は高めですが、メンテナンスがほとんど不要とのことで、木造住宅での外壁タイルが一時流行りましたが、その頃は、ベースサイディングにリブのようなものがついていて、そこにタイルを引っ掛けて貼り、目地を使わない工法が多かった気がしますが、最近は目地の性能も上がってきたようですし、やはりタイルは目地があった方がデザイン性が良くなるので、フラットなベースサイディングで目地を使うタイプのものが増えてきたように思います。今回は、目地を使うタイプの予定です。

私自身、久しぶりの外壁タイルなので、とても楽しみです!

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2018年2月 9日 (金)

土台プレート

今日から平昌オリンピックが始まりました。個人的には、年々オリンピック熱が下がっていますが(苦笑)、今回は特に周辺部が騒がしいので、何だかな~と感じます。

さて、「防音室とプライベートバルコニーのある家」の、構造現場でのネタをひとつ。

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こちらの現場では、私が設計させて頂いてきた中では初めて、「土台プレート」という金物を使っています。上の写真で言うと、「取り付け」というシールが貼ってある「柱」と、その下に通っている「土台」の間にはさまっているシルバー色の板のことです。役割としては、「柱が土台にめりこんでしまうのを防ぐ、軽減する」ためのものです。

「土台の“めりこみ”」は、家の重さや地震による力が柱→土台→基礎→地盤と伝わる中での柱から土台に力が掛かる際に、土台の強さに対して柱からの力が強すぎて、簡単に言うと、土台が少しつぶれてしまうような状態のことを言います。

「めりこみ」は、一般的に使われている筋交計算など(「仕様規定」と呼ばれます)では出てくることはなく、構造計算をしている場合にのみ検討される部分です。構造計算では、柱の一本ごとに掛かる力が算出されますが、建物の重さや求める地震への対応力に対して柱の本数が少ない場合などに、めりこみの検討がNGになる場合が多いと構造設計者から聞いています。そうした場合に、要するに柱と土台の接触する面積を増やしてあげて、土台に掛かる力を分散させてあげるのがこの金物です(騎馬戦の騎馬や組み立て体操のピラミッド、はたまた年金制度のピラミッドなどでは、下で支える人数が多い方が各人が楽なのと同じです)。全ての建物や全ての柱の下に必要になるのではなく、あくまでも計算をした上で、必要とされる部分にのみ入れる形です。

このブログでも何度か書いていますが、構造計算は、それをしたからといって地震に強くなるわけではありません。あくまでも「地震などに対してどの程度強いかを明確にする」のであって、どのくらい強くするかは、建主様が選択することができます。構造計算をせずに仕様規定で設計することは、法律上は認められていますが、それはあくまでも、一定程度の構造的見識のある専門家が設計していることを前提としているのですが、実際はそうなっていないのが現状だと思います。最新の法律をクリアーして問題なく施工された住宅が、先の熊本地震では何棟も倒れました。構造計算をすれば必ず良いかは場合によると思いますが、構造計算をしていない家は、実際は、地震などに対してどのくらい強いかわからないのと同じだとも言えます。そうした意味からも当事務所では、戸建ての木造住宅でも必ず構造計算を行なっています。

TVCMでは、相変わらず「震度7の実験に何回耐えた」など、素人だましのコピーが流され続けています。それがどのくらいクライアントにウケているのかはわかりませんが、他方で、木造耐震診断などのほとんど無料でしてもらえる制度も、利用者はほとんどいないと、元行政の方などから何度か聞いたことがあります。在来軸組工法の場合、比較的小さなコストで耐震性能をアップさせられますので、よく相談・検討して建てて頂く、住んで頂けると良いなと思っています。

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2018年1月19日 (金)

サッシュ取付中

年明けに安中市立図書館に「1人待ち」の状態で予約していた「コンビニ人間」が、最近入手できました!高崎市立図書館では現在196人待ちとのことで、こういうこともあるのだな~と思います(笑)

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さて、「防音室とプライベートバルコニーのある家」は、年明けから耐力壁や金物の施工とともに、サッシュの取り付けが始まっています。今週は、久しぶりに雨が降ったので、現場では、ベニヤ類が濡れないように、ブルーシートで養生していました。

来週は、週明けに平野部でも雪の予報が出ているようです。今年のように強い寒波が続けてくる年は、空気が冷えているので、南岸低気圧の通過で大雪になりやすいと気象予報士さんが言っていましたが、雪があまり多くならないと良いなと思います。

2017年12月22日 (金)

建て方と陽当たり

荻野目ちゃんの「ダンシングヒーロー」が、平野ノラの芸のおかげで再ブレイクしていて、高校のダンス部のダンスがYouTubeで人気だとか聞いていましたが、今の学生さんらの間でも流行っているのだそうですね。流行はまわりまわるものもあるとは聞きますが、自分たちが若い頃に流行っていた歌が、今の若い人にも受け入れられているというのは、何だかうれしい気がします(笑)

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さて、「防音室とインナーバルコニーのある家」は、建て方が終わりました。結構複雑な躯体ですが、しっかり建ったように感じます。好天続きで良かったです。

基本設計中に、陽当たりについて建主様から「とある部屋に、冬の午後の暖かい陽射しが届くようにしたい」とのご要望を頂き、近隣の建物の影のでき方を計算できるソフトを使って検討して間取りの一部を決めたのですが、冬至の3時ごろに行ってみたところ、きちんと陽が当たっていて良かったです!

ということでこちらの現場は、年内にもう少し進めて年末年始の休みに入ります。年明けには、いよいよ防音室の工事も始まる予定です。

2017年12月 6日 (水)

脱型と水抜き穴

先週末は、「IPPONグランプリ」と「M-1グランプリ」がありました。最近何だか、テレビで人気のお笑いについていけないというか、面白さがわからないことが増えてきた気がしていたのですが、「IPPON」は久しぶりに大爆笑でした(笑) でも「M-1」は、特に上位3組は、どこで笑えば良いのかほどんとわからず、今年も消化不良でした(苦笑)

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さて「防音室とインナーバルコニーのある家」は、基礎工事が終わりました。型枠も外されました。

そういえばこちらの現場では、施工会社さんが「ベタ基礎の水抜き穴」を自主的に設けてくれました。これは、ベタ基礎は底面がコンクリートで覆われているため、雨が降ると基礎に水がたまってしまい、場合によってはその水が汚れたりして見た目が悪くなってしまうことがあるのですが、そうした時のために、基礎の立上り部分に、水が抜けるように穴を設けているということです。まあ、底面もきちんと平らにはならないので、少しは水はたまることもありますが。そして屋根が掛かって基礎に雨が掛からなくなったら穴は埋めてしまいます。

という、現場プチ紹介でした。

2017年11月18日 (土)

配筋検査・ベースコン打設

大相撲がまた大変なことになっています・・・。不可解な部分が結構あるからか、報道も憶測含みで過熱気味ですが、実際はどうだったのか、冷静に知らせて欲しいと思います。

そして今日ですが、「冷たい雨が降る」との予報でしたが、少なくともうちのあたりでは全く降らず、おかげで、あきらめていた落ち葉掃除ができてスッキリです。

さて、「防音室とプライベートバルコニーのある家」ですが、現在、基礎工事が進行中。今週は、基礎の配筋検査とベースのコンクリート打設を行ないました。

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鉄筋は、さびも少なく、清掃もされていて、とてもきれいな印象でした。いくつか修正点があったので直して頂きました。私の検査の途中から、瑕疵保険の検査が始まりましたが、こちらも結構しっかり見て行かれました。

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無事に検査を終えて、翌日には基礎のベースのコンクリート打設を行ないました。基礎が大きいので時間が掛かるかと思いましたが、大型のミキサー車が入れる現場だったので、思ったより早く、スムーズに打設が進みました。

今後は、立上りのコンクリート打設です。並行してプレカット図のチェックのやりとりをしていますが、大きくて、構造が複雑な部分がいくつかあるので結構大変です。基礎と木部と、構造部分ですのでさらにしっかりと見ていかねばと思います!