「高崎の家」

2014年1月 4日 (土)

本年も宜しくお願い申し上げます!

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

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年末に記事を書き損ねてしまいましたが、旧年中は、たくさんのみなさまに大変にお世話になり、ありがとうございました。昨年は、なかなか大変だった「中島町の家」も竣工となり、また、いろいろなお客様との出会いもあり、本当に嬉しい1年でした。

というところで、上の画像のように、今年の当事務所の年賀状は「高崎の家」の写真とさせて頂きました。昨年末に入居後、師走ということもあり、なかなか片付かないとの建主様に少しお時間を頂き1枚だけ撮影させて頂きました。ある程度きれいに見える状態にして頂いていますが、つきあたりの書斎スペースの本棚はまだまだ飾りなどが用意し切れずつくった当時のままで、庭では職人さんが工事をしているのでブラインドを閉めたり、リビングテーブルがまだ用意できていなかったりなど、実はいろいろあります(苦笑) 年末年始など住み始めるといろいろ気になる部分も出てくることがあるので、休み明けにもいろいろ対応しないとかな?と思ったりしています。

本年も、新たな試みを少しずつ進めて行きたいと思っていたり、ますます頑張って参りますので、引き続き宜しくお願い申し上げます!

とりあえずとしては、今月中旬か下旬頃に、『群馬の建築家とつくる家』(発行:建築ジャーナル)という本が出版されますが、それに私も掲載して頂いていますので、本屋さんに並び始める頃に、またお知らせをさせて頂きたいと思います!

 

2013年12月19日 (木)

シンボルツリー投入!

今週はいろいろバタバタしています。雪の予報が出たのであわててスタッドレスに履き替えてきましたが、残念ながら予報は外れ(苦笑) でも、ここ数日かなり寒いですし、冬が深まり、どんどんと年の終わりが近づいているのを感じます。

さて「高崎の家」は、建主様が既に入居され、新しい生活を始められていますが、手直しや残工事がいくつか残っていて、まだまだ仕事は続きます。

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そんな中、植栽工事が始まりました!今回は、基本的な植栽計画案は私の方で作ったものの、造園屋さんに行っての詰めの打合せには、私は都合が合わずに行けなかったので残念でしたが、建主様がしっかりと選んで下さっていることでしょう。

そして、植栽工事の最初に、タイル床のテラスにシンボルツリーが植えられました(「投入」というのは、何となくの雰囲気です 笑)!シャラの木です。高さは5mはありますので、落葉しているとは言っても、ヴォリュームはしっかりとあります。

このシンボルツリーについては、LDKからよく見える位置ということで、常緑樹にしたいと当初はお考えのようでしたが、結局は、南の大きな落葉樹は、夏に日陰を作り、冬には落葉して日差しを遮らないとの効果を重視して、落葉樹のシャラにしたそうです。確かに今の時期は、太陽がかなり低く、LDKに充分な日差しが届いて、夕方や夜になっても家の中がほんのり暖かいくらいなので、とても良い選択だったのではないかと思います。

その他にも、年内にいくつかの樹木が入る予定とのこと。特に門から玄関までのアプローチ部分に木が入ると、さらに雰囲気がグッと良くなる予定なので、とても楽しみです!

2013年12月10日 (火)

引渡し

「高崎の家」は、先週末にも数組の建主様に見学して頂き、とても喜んで頂きました。そして週明けに、引渡しと取扱説明を行ないました。

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いくつかの残工事と手直しが残っていますが、何とか形になり、建主様に引渡すことができて良かったです!建主様も新居での生活スタートに向けて、身の回りの品を購入したりなど、あわただしいながらも、とても楽しそうでした(笑)

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そして、スマホ写真ですみませんが、玄関に設けた飾り棚に、早速、お子さんたちが喜びそうなクリスマスのグッズを飾っていました(笑)

その他にも、植栽も打合せが進んでいて、ものによっては冬のうちに入る予定で、とても楽しみです。年内に一度、私の方で基本部分の写真撮影をさせて頂く予定になっていて、年内には仮の写真としてWEBサイトにもアップできればと思っています。

とりあえずひと区切りとのことで、今までいろいろとご苦労などもあったと思いますが、建主様には心から御礼申し上げます!まだまだ作業がありますが、引き続き、宜しくお願い申し上げます!

2013年12月 6日 (金)

照明点灯

「高崎の家」は今週、市役所の完了検査と、事務所(私)検査、施主検査を行ない、細かいところでいろいろ手直しなどあるものの、何とか形になりました。疲れた~(苦笑) もちろん、実際に工事をして下さっていた職人さん方はもっとお疲れだと思います。ありがとうございます。

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そして、照明が点灯しての家の姿を初めて見ました!お~、なかなか良いです!暮れゆく空がきれいに写る時間に、外観を一枚撮ってみました。

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そして庭から。できるだけ自分の目で見た印象に近くなるように撮影したつもりですが、それでも実際とは少し違うでしょうか。でも、照明器具の角度の調整などはまだこれからですが、天井の間接照明もあたり、1階部分の照明も結構メリハリが効いていて、ちょうど1年前くらいに、建主様が東京でソファーを買う予定(最終的にはそうではなかったですが)とのことで、私もいろいろなショールームを回っていたことを思い出すくらいの、シックな良い雰囲気になっていました!

そんな中、写真にはたまたま映っていませんが、カーテン屋さんなど、何人もの職人さんが作業をしていて、脚立が置かれていたりなど、ちょっと不思議な写真になりました(笑)

見学は、工期が遅れてバタバタの先週末から、数組の建主様にご覧頂いています。今週末もまたご案内するのでまだまだ大変ですが頑張ります。「高崎の家」の建主様のご厚意と施工会社さんに御礼申し上げます!

2013年11月29日 (金)

杉板型枠打放しコンクリート

「高崎の家」の現場は、完成に向けて連日たくさんの工種の職人さんがテンヤワンヤしていますが、工程が予定よりも若干遅れ気味。今週末に見学を予定して下さっていたみなさまには、都合が合えば翌週への変更をオススメしているところです(苦笑) お手数をお掛けして申し訳ありません・・・。

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さて、そうした中、工事の手順(要はこれぞ「工程」 笑)の関係で一部の外構も進んでいます。そして、この家の外観に大きく影響するであろう「杉板型枠打放しコンクリート」の塀ができました!私もここまで広い面積での杉板型枠の打放しをするのは初めてで、とても楽しみにしていました。

コンクリートは、仕上の塗装などをしないものを「打放し(コンクリートを打ったまま)」というのをご存知の方も多いと思います。通常の打放しは、表面がスベスベな板で型枠を組んで、そこにコンクリートを流し込みます。仕上げをするコンクリートに比べて、型枠の組み方やコンクリートの品質、打設にもかなりの精度が要求されます。安藤忠雄さんなどの建築家が好んで用いることでも知られ、その他オシャレな建物の一部に採用される傾向があり、そのコンクリートが創り出す独特の雰囲気を好む方も多くいます。

そうした「コンクリート打放し」の中で、型枠に本物の杉板を用いるのが「杉板型枠打放し」というわけです。ご存知の方もいらっしゃると思いますがこれは、コンクリートを打って型枠を外すと、杉板の木目や板を貼り合わせていたことが、コンクリートの模様となって現れます。もちろん好みもあると思いますが、無機質なコンクリートに木目の表情が加わると、少し穏やかな印象になる面もありますし、通常の打放しよりも費用が掛かることもあってか比較的珍しいこともあり(建築雑誌ではよく見掛けますが)、新鮮に感じて下さる建主様も結構いらっしゃいます。

上の写真からさらにコンクリートの乾燥が進んで、全体的にもう少し白くなってくる予定です。下の写真のように、室内からも印象深く見えるように計画してあり、実際に出来上がると、やはりここにこういう植栽があった方が良いなどの話も具体的に進みます。家具なども揃った最終的な見え方がとても楽しみです!

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塀もおおむね姿を現し、外観の全体がかなりわかるようになってきました。いろいろ修正点も頂いていますが、ようやく見えて来たご自身の家の外観を見て、「かっこいい・・・。良いよ」と何度も繰り返して下さる建主様の姿を見て、私も本当に嬉しくなります。まだまだいろいろありそうですが、最後までしっかりと仕上げて行きたいと思いますので、宜しくお願いいたします!

そういえばコンクリートに関連して余談ですが、先日某TV番組で、某しっかりしていそうな先生が、「マウスの実験」の話をされました。聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、「マウスを、木の箱とコンクリートの箱で育てたら、木の箱のマウスの方が長生きした」という有名な実験です。この実験結果は一時期、木造のハウスメーカーに都合よく使われ、「だから木の家の方が良いのです!」など触れ込む営業マンが多かったのですが、実際は、「肌が触れる部分の表面温度に、マウスという動物は影響を受けやすい」(ご承知のように、コンクリートは熱を伝えやすい物質なので、冬など冷たくなりやすいのです)ということであって、実験をされたご本人も、手が触れる部分の大切さを説くための実験であることを明言しています。それにもかかわらず前出の先生は、「表面温度の問題もあるようですが・・・」程度でさらっと流してその部分の放送は終わりました。未だにTVでこんなことを言っている専門家がいるのかとガッカリしました。みなさまにおかれましては、別にコンクリートから有害物質が出ているなどでは全くありませんので、誤解のないようお願いいたします!(笑)

それと以上の話とは全く関係ありませんが、昨今、消費増税前の駆け込みなどもあり、多くの施工会社さんがとても忙しくなっているようです。そしてさらには、私たちが手掛けるような本格的に無垢材を使った家を造ることができる施工会社さんが、建主様の工期に間に合うようなタイミングで工事開始して頂けない状態になって来ています。どちらか良い施工会社さん、工務店さんをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介下さい!!!

2013年11月18日 (月)

鉄骨手摺・キッチン

「高崎の家」は、仕上工事が大急ぎで進んでいます。

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スマホの写真なのでイマイチですが、まずは、リビングとつながった階段と吹抜周りの鉄骨手摺が取り付けられました!手摺が付くと、急に圧迫感を感じるようになったような・・・。でもそのうち慣れるでしょう(笑)

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そして、ついに現場での組み立てが開始されたキッチンです!ずいぶん前にキッチンハウスで打合せを重ねて決めた、奥様こだわりのキッチン。アイランド型で、キッチンが引き立つように、インテリアも含めてコーディネートしました。最後の見え方が楽しみです。

さて、この「高崎の家」も、11月末までの工期。外構が少し間に合わないかも知れないですが、建主様が早めの入居をご希望とのことで、12月初めには引渡しになる予定です。

こちらのお宅は、完成見学会は行ないませんが、建主様のご厚意により、私の事務所で設計をした、またはその予定のお客様には、入居前に見学の機会を設けて頂けることになっています。ご興味のある方は、「磯貝に、急いで設計を頼むぞ~!」とのことでご連絡下さ~い!(まあ、時間もないですし難しそうですね 苦笑)

2013年11月11日 (月)

造作家具

今日から、いきなり寒くなりましたね~。風も冷たいです。みなさまにおかれましては、体調管理には充分お気を付け頂ければと思います。

先週末は、いろいろと大忙し!(笑) みなさま、本当にありがとうございました!

というところで、「高崎の家」が大詰めです。工期が忙しいので、大工工事と並行して仕上工事も始まっています。

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そんな中、先週の写真ですが、造作家具の中で最初の、食器棚の取付が始まりました!LDK内のテレビボードなど、全体の雰囲気を揃えて設計してあります。

竣工までまだまだ大変そうですが、現場のみなさんともども、私も頑張ります!

2013年10月19日 (土)

外壁

「高崎の家」は、仕上がりに向けて、徐々にピッチが上がって来ました(笑)

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外壁の一部に採用しているガルバリウム鋼板の施工が始まりました。ちょうど職人さんがいていろいろ話しましたが、各種見切など、結構細かい仕事をきれいに仕上げてくれています。おお~!

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そして初公開、建物の裏面で~す!(笑)
現在は、主である外壁仕上の下地モルタルの施工中。裏面は、あまり多くの人の目にふれるわけでもないですが、見ようとすると写真のようにバリバリ見えるので、一応工夫してデザインしています。横に長いヴォリュームがきれいに見えるようになれば良いなと思っています。

ということで、これから追い込み。建主様にもさらにいろいろご検討をお願いしますが、宜しくお願いいたします!

2013年10月 1日 (火)

階段とスパンドレル

今日初めて、キンモクセイの香りを感じました。秋らしくなってきました。

さて今日は、「高崎の家」の建主様とわりとガッツリめの打合せ。細かな仕様の確認などもありましたが、外観やインテリアの色決めがメイン。おおむね決まってひと安心です。当初の予定より、結構シックな雰囲気になりそうで楽しみです!現場が始まってからでも、建主様ご自身でも、そして私の方でもさらに検討を重ねて、より良い方向へと進めて行けるのは本当に嬉しいことだなと思います。

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さて、その帰りに現場に寄ってみました。階段の鉄骨部分が付いていました!色がグレーなのは、さび止め塗装の色です。ちなみに工事現場でよく見掛ける赤茶色の鉄骨も、さび止め塗装の色です。

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そして、外壁の一部にスパンドレルを使っていますが、それが貼られました!でも写真を改めてみると、これでは何だかよくわからないですね(苦笑)

ということで、10月にもなり、工期も慌ただしくなって来そうな雰囲気です。仕上工事に入ってからトラブルが出てくることも多いので、ますます気合を入れて頑張らねばです!

2013年9月24日 (火)

オーバースライダー

「高崎の家」は、着々と進んでいます。

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「高崎の家」はビルトインガレージがありますが、そのドアとしての「オーバースライダー」が取り付けられました。同じような用途としてシャッターの方がよく見かけると思いますが、開閉の速度や音の面で、オーバースライダーの方が性能が高いのが一般的です。

それと、シャッターは、シャッターボックスに巻き込まれますが、オーバースライダーは、写真のように天井に沿って引き上げられます。ですので、照明を普通に天井につけるのでなく、他の方法を用いることになります。

さて、まだ私は、表面を見ることができていませんが、偶然見かけた建主様によると、なかなか良かったとのこと。私も早くみたいです!(笑)