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2024年1月

2024年1月27日 (土)

クロ現・佐藤優 おもしろかったな~

年初来の株高について、ブルームバーグの記事が出ていましたが、「外国人投資家が買い越しているだけで、国内投資家は逆に売り越している。新NISAによる効果も特に大きくない」とありました。なるほど~。

ところで今週のNHKクロ現で(最近、クロ現で面白いものが多い気が)、元外交官で作家の佐藤優氏が出ていました。私も逮捕された外交官程度しか知らなかったですし、ほとんどテレビに出てこなかったということで、ロシアでゴルバチョフに対するクーデターが起きた時に、世界で一番早く、ゴルバチョフが生きているとの情報を得た才能ある外交官であったなど、とても新鮮でした。

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「他者を理解し合える世界へ」との副題がつけられ、「内在的論理」といって、例えばプーチンにも、ゼレンスキーとバイデンもそれぞれが自分が正しいと思っていて、相手のことを悪魔だと思っている、ただ、それを進めていくと、世界で殺し合いが大きくなるだけなのだと、相手の論理を理解しようとする努力を説いていました。さらには、某専門家の著作から、「人間はどうしてもグループをつくる習性があって、自分たちと違うグループよりも自分たちは勝っていると思いたい性質があるので、反ファシズムの教育をずっと続けていく必要がある」など言っていました。これらは特に新鮮なわけではないかも知れませんが。

さらには、中国が台湾に侵攻するとか、北朝鮮なども日本に攻めて来る可能性があるから国防力の強化をなど、スローガンではなく、リアリズムで考えるべき。中国は、ロシアが侵攻により孤立した状況を見て損得を考えている、中国はまず台湾の半導体工場を攻撃するという専門家もいるが、そんなことをしたら中国に半導体が入らないことはわかっているからやらないだろう。平和的に解決したいとの意思はあるのだから、外交で解決できる。ロシアとウクライナも互いを皆殺しにしたいわけではないので、まずは銃を置くこと、と言っていて、さらには、日本はロシアにもウクライナに対しても、殺傷兵器を渡していない、日本の兵器による死傷者は一人も出ていないのだから、仲介役として魅力がある。そしてさらには、アジア太平洋では戦争を起こさせないような枠組みを、過去に武力を背景に失敗した過去があるからこそつくろうと話をするなど活躍できる可能性が多分にあるとのこと、元気鋭の外交官の言葉として、とても説得力があるように感じました。氏の命を第一にする考え方は、母親が沖縄県人で、本土決戦で集団自決の一歩手前まで行ったとよく話していたから、と言っていました。

最後には、この30年で貧しくなってしまった日本について、やはり教育だと。我々世代が、ダメだった点も含め、下の世代にきちんと伝えていくこと、若い人たちは優秀だから、もっと自信を持ってもらい、上の人から受けた恩恵を若い世代に返していくというのを「縦の贈与の連鎖」と言って提唱していました。親ガチャで恵まれたと思った人は、他の人に還元していく、逆に苦しい人が「助けて」と遠慮なく言える世の中になると良いのではないかとのことでした。

ちょっとはしょり気味ではありますが、こんなに面白い人だと思ってなかったので、とても良かったなと思ったのでした。

クロ現は、NHK+で見逃し配信していて重宝しています。

2024年1月20日 (土)

猛暑による植物の巨大化? 今年はクサギを駆除したい!

1月も、早くも2/3が過ぎてしまいました。自民党の派閥の裏金事件で多くの幹部が不起訴となり、「派閥の解散」など首相らが叫んでいます。少なくない識者も指摘しているように、問題なのは政治とカネなのであって、問題の矮小化、すり替えがなされているようです。日本が30年も成長せず、人口も減少していくことの大きな原因のひとつが、政治がまともな仕事をしていないから、というのもうなずけます。弱ったものです...。

さて、しばらく書きそびれていましたが、昨夏の猛暑による現象として、「植物が巨大化した!」という話をいろんなところで聞く気がします。もちろん暑さに強くない植物や野菜などでは、猛暑による被害が出ていましたが、どうも暑さに強い植物にとっては、去年は圧倒的に良い夏だったのではないかと感じています。例えば、お施主さんのお宅にうかがってみたら、周囲の森の木々が大きく伸びて、空が狭くなったと感じるなどがありました。

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私の自宅でも同様でした。特に「クサギ」という草というか木が、以前からいろんなところで生えるなぁと思っていたのですが、昨夏は、今まで見たこともない場所で、ニョキニョキと育っていました(お隣さんにはみ出しているので、切らねばと思いつつ期を逃してきました。早くやらねば)。

このクサギというのは、繁殖力、成長力がとても強いようで、日陰の、建物にくっついた犬走りなどの境目からも、切っても切っても毎年出てきます。調べてみたら、ドクダミなどのように、地下茎で繁殖範囲を広げているようで、根本的にやらないと枯れないようです...。

今年はこのクサギの駆除をしたいと思っています!

2024年1月 4日 (木)

本年も宜しくお願い申し上げます

年明けから、能登地方の震災、航空機の衝突事故など、大きな出来事が起きてしまいました。亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、負傷などされた方にお見舞い申し上げます。

個人的には、輪島市のあの漆塗屋さんの7階建てがどうして倒れたのか、いくら粘土瓦をのせた古めの木造建築が多かったとはいえ、震度よりもはるかに倒壊などの被害が多いように感じられますが、その原因は何か、また、輪島朝市の一帯の火災があそこまでになったのはなぜなのか、などを知りたいと感じています。

それと、以前から思っていたのですが、群馬でも公立学校の教室はエアコンがほとんど入りましたが、体育館にも早く入れて欲しいなと。東京などでは公共の体育館にもほぼ完備されていますし、体育館での授業や部活での熱中症予防としてもあった方が良いだろうと思っています。そんな話を行政関係の人としていたら「避難所になる体育館は早めに入れないとという考えはある」とのことだったのですが、こうした寒い時期での震災の避難の状況を見ていると、改めて感じるところです(ただ、そのエネルギー源の補給ができない状況があっては意味がないとは思いますが)

年末に書き損ねてしましたが、去年は今までわからなかったことがいくつもわかって、とても意義深い一年だったと思います。今年も頑張ってまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

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