史上最悪、唯一アメリカ本土が攻撃を受けたとされる「9.11テロ」が起こってから20年が経ちました。みなさんも、20年前の今日、何していたかな?と思い返したりしたのではないでしょうか。私も10年前もそうでしたが、テロがあった時は、小さな設計事務所に勤めていて、事件の一報を聞いて、仕事場のテレビを点けて、みんなでずっと見入って、愕然としていた覚えがあります。
余談ですが、最近、日テレのNEWS ZEROのコメンテーターなど、メディアでも人気の筑波大准教授の落合陽一さん、お父上は、私ら世代にはもっと有名であろう国際ジャーナリスト落合信彦さんで、ビールのスーパードライのCMで有名だった人ですが、その人の著作で「米ソの冷戦構造が崩壊したら、世界各地で紛争が勃発する」と示唆していたのがとても印象的で、その通りになっているのではないかと思い返したりします。
いずれにしても、9.11テロで、尊い命を失った方々のご冥福を改めてお祈りいたします。でもその20年後に、タリバンが復権したことが、こうした部分で世界を変えるのは本当に難しいことなのだと感じさせます。
そういえば新型コロナ、各指標の決定を先送りにして、漫然と延長が決まりましたが、最近、興味深い話がいくつか聞かれるようになりました。
●「感染拡大を防ぐには、人流を抑えなければならない」などと言い続け、外出自粛などを求めて来たのに、お盆休み以降、東京など人流がまた増えてきているのに新規感染者は激減してきていることが確定的となり、「人流」と言い続けてきた専門家は何なんだ!他に理由があったなら説明すべきで、それができないなら専門家に対する信頼がガタ落ちになろうこと(ワクチンのおかげ、などと言い訳している専門家が多いですが、それだけで説明できるはずがないことは、素人でもわかるわけです)
●以前から新型コロナは、女性よりも男性の方が重症化率が高いと指摘されていて、それは男性の方が、いわゆる成人病など、基礎疾患に該当するものを患っている率が高いからだろうと言われていましたが、昭和大学病院の病院長が最近テレビで答えていた内容によると「現在、50代以下でワクチン未接種で重症化している人の多く(何割とかは聞きそびれてしまいましたが)が、肥満」だということです。これは医学的にも妥当であるそうで、肥満は、いわば炎症を起こしている状態であって、また、概して呼吸が浅い人が多いので、肺に負担が掛かると、重症化しやすいとのこと。
●また、「20~30代の基礎疾患のない人が重症化または死亡した」など、恐怖を煽るようにマスコミで言われて来ましたが、とある専門家が指摘したネット記事を見て「やっぱり」と思いましたが、若い人で重症化する人には、「隠れ糖尿病」の人が少なくないのだそうです。それは当然。40歳未満の人は特に、人間ドックのようなある程度精密な検査を受ける習慣がない人が結構いるわけで、糖尿病や高血圧、肺や心臓にまつわるちょっとした病気なども、検査をする機会がなく、自覚症状があまりない場合、基礎疾患があると気付かないケースはかなりあるだろうなと。
いずれにしても感染経路や感染対策、どのような人が重症化や死亡するリスクがあるのかは、もっと詳細に調べて公表していかないと、逆に深刻な患者を増やしてしまうのではないかと思ったりしています。
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