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2021年7月 6日 (火)

基礎配筋・1回目配筋検査

熱海での土石流災害、安否不明の方々がとても心配です。報道初期にありがちと思いますが、ソーラー設置なのか残土や産廃の処分なのか、開発や宅地造成など、例によって、あやふやな情報に、専門外のコメンテーターが素人考えを付け加えたものを垂れ流している、といわざるを得ないテレビ番組も見受けられるようです。

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さてここしばらく、梅雨らしい天気が続いています。

しばらく前になりますが、「緑を眺めながらリモートする小さな家」は、基礎配筋と、第1回目の配筋検査を行ないました。

鉄筋は、基礎に対する力の掛かり具合により、場所ごとに仕様が異なりますが、必要箇所にはスケールを当てて寸法を確認しながら、配筋がもともとの構造図や、その後の打合せでの変更通りに施工されているか、鉄筋のかぶり厚さ(鉄筋が錆びるのを防ぐために、所定の厚さでコンクリートで鉄筋を覆います)が適切に確保されているか、設備配管のスリーブが適切に設置されているかなどを確認していきます。どこの現場でもままあることですが、いくつか修正箇所があったのでお願いしました。

住宅では、瑕疵保険から配筋などの検査員が同時期に来て検査していきますが、こちらの施工会社さんは、瑕疵保険のそれに代わる検査を自社で行なえるようにしてあるとのことで、自社の担当の方が検査に来ていました。

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隣に住む小さな子供さんにとっては、工事はもちろん興味津々で、現場に入りたがりますが(笑)、鉄筋がむき出しで、しかも鉄筋をしばる針金が随所にあるので、入らないように、入るなら長ズボンで、お父さんやお母さんと一緒に、と話しています。

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