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2017年3月25日 (土)

「クラガノキューブ」で吹抜調査

ブログネタが渋滞しているので遅くなってしまいましたが(苦笑)、本格的な春が来る前に、2月末に「クラガノキューブ」でも吹抜調査を行なったことをお書きしたいと思います。

「クラガノキューブ」は、2012年9月引渡しですので、入居後既に4年半が経ちました。早いものだな~と感慨深いです(笑) こちらのお宅でも、いろいろ打合せした上で、リビングに吹抜を設けました。分譲地内で南の隣家が比較的近いので、1年中、できるだけまんべんなくリビングに光が入るよう、リビングの上に吹抜を設けて窓を付けた、ローコストを謳った家です。

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吹抜調査については、今まで調査した「土間のある家」、「石原町の家」と同様でしたが、温度を測った上でも、やはり吹抜のせいで寒々しいなどのことはないようでした。暖房器具としては、設計時には床暖房なども検討しましたが、結局は設置せず、エアコンとその他の補助暖房で生活なさっているとのことですが、「吹抜が寒くて大変など感じることはないです」とのことでした。光熱費なども特別高くて困っているなどのこともありませんでした。

そして何より、吹抜調査の前にご主人様と何度かメールしたりしていたのですが、その中で、

『ただ、やはり「暖かい」というよりは「凌げる」という表現が正しく、感じ方次第では「寒い」となるのでしょうね。私の場合は、そういったデメリットをある程度覚悟した上で、採光性や空間の広がりを優先した部分も有りますので、やはり何を優先するか、で後々の受け止め方も大きく変わるような気もしますね。暖かい家に住みたいのであれば、吹き抜けにはしないです。お金が有れば暖房器具の追加などを検討したかもしれませんが(笑)』とのご意見を頂いており、私としてもとても役立っているなと感じています!建主様、ありがとうございます!(註:「お金があれば」というのは半分冗談です(苦笑) 建主様、引用がまずければ言って下さ~い!)

私から補足しますと、「冬は寒い」と言っても、少なくとも群馬の平野部では、例えば12~2月の毎日の24時間、耐え難いほどの寒さになるわけではないのであって(断熱性能などにもよりますが、そうした日時はそれほど多くはないはず)、「凌げる」というのは、その中でもかなり寒い日、寒い時間帯のことなのではないかと理解しています。

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以前にも書いたかも知れませんが、こちらの「クラガノキューブ」は、引渡し前後の手直しはありましたが、その後は手直しがほとんどなく、定期点検以外でお宅にお邪魔することがほとんどないので、喜ばしいことではありますが、「問題が少ないと、逆に建主様と疎遠になってしまうのだなぁ」と感じている面もあります。打合せ中はまだまだ小さかったお子さんも、あっというまに大きくなっていました(笑)

ということで、建主様におかれましては、お休みにもかかわらず、吹抜調査にご協力頂き、誠にありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます!

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