リフォームセミナー
今朝は、大きな揺れで目覚めた方も多かったのではないでしょうか。わが家も久々に、屋外に逃げられるようにサッシュを開けました。小さくて済んだようですが、津波警報も出て、緊張が走りました。
そして今週は、関東の平野部でも雪の可能性があるとのこと、寒くなりそうです。
さて先日、リフォームセミナーがあるとのことで、前橋の建設会館まで行って来ました。でも実際に受講したら、「これ、何年か前に受けたな・・・」とガッカリだったのですが(苦笑) 同じ内容で定期的に行なっているセミナーのようでした。
内容は大きく分けて、「長寿命化リフォームの進め方」と、「リフォームに関する税制など」でした。
「長寿命化リフォーム」というのは、「住宅をきちんと手入れして、長く大切に使う」ために、単なる設備交換や内外装の改修にとどまらない、住宅本来の性能を向上させるリフォームのようです。このようなリフォームによって、所有者の資産価値のみならず、社会的な資産価値も向上させようということで、ずいぶん前から言われていますが、良質な中古住宅、良質なストックを形成していこうということです。空家の問題も、最近になってかなり聞かれるようになったので、社会的ニーズはさらに高まっているといえるでしょう。
「リフォームに関する税制など」としては、
①減税制度
②融資制度
③補助制度
の説明がありました。
減税などの優遇措置を受けられるリフォームは、おおまかに、耐震リフォーム、バリアフリーリフォーム、省エネリフォーム、同居対応(これは最近追加されました)のいずれかになるので、例えば「キッチンを新しくしたい」、「オール電化にしたい」、「外壁の塗り直しをしたい」といったよくありそうなリフォームには優遇措置はないということになりますが。それでも、ローンを借りた場合の減税だけでなく、投資型減税(要は現金でおこなうリフォームを対象としたもの)もありますし、減額となる税も、所得税、固定資産税、贈与税、登録免許税、不動産取得税など種類があります。
融資制度としては、住宅金融支援機構の高齢者向け返済制度などもありました。そして補助制度(要は補助金が受けられる)ですが、これは長期優良住宅にする場合や、介護保険法にも度づく住宅改修費、そのた地方公共団体で実施している補助制度があることなどが紹介されましたが、大きな額のものはあまりないようです。
以前に行なったリフォームでも適用になる場合もありますので、ご興味ある方は、調べてみてはいかがかと思います。当事務所でも、今後ますます、リフォームにも力を入れていきたいと思います!(リフォーム設計を要する場合に限りますが)
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