建築士定期講習
3連休は、雨は降りませんでしたが、晴れもせず、天気予報もまた外れ気味。そして、気温も一気に低くなりました。今年はコクワガタを飼っていて、「クワガタは15℃を下回るようになると越冬の準備を始める」と聞いているので、いつも以上に気温が気になります(笑)
ところで先日、「建築士定期講習」を受けて来ました。今回で3回目ですが、毎回ブログで記事にしているように思うので、一部の方には新鮮味はないと思いますが(笑)
建築士定期講習は、姉歯氏の耐震偽装事件を受けての法改正で、建築士事務所(いわゆる設計事務所)に勤務する全ての建築士に、3年に一度の受講が義務付けられているものです(設計・監理を仕事としていない建築士は受けなくて良いということです)。朝9時半から、最後のテストも含めて17時半くらいまでなので、毎回気が重いです(苦笑)
とは言え、3年に一度、こうした講習があるのは良いなと思うところもあります。講習の内容は、最近の法改正や実務の傾向などですが、今回は、省エネ関係がとても役立ちました。
今日のネットニュースでも、「日本もパリ協定を批准へ」などありましたが、世界的に、温室効果ガスの排出規制が進む中で、日本においても、そしてその建築関係でも、建物がより省エネルギーなものになるように法律や制度が作られています。ここ数年でも当事務所でも、長期優良住宅のニーズはなかったものの、低炭素住宅や、断熱性能の高い住宅としての性能証明などは行なってきました。そうした中で、これからの申請方法についての実務も習得してきましたが、検査機関から受ける指摘の中で「この方法は今年度までは使える」など言われて腑に落ちていなかった部分などが、体系的に学び直すことができたと思います。
ZEHの補助金により、住宅業界では一部活況を見せているようですが、冷静に考えて、どうみても得だとは思えず、いわば「国に踊らされているのでは?」と思う制度もないではないように個人的には思っています。それではあっても、その家の実質的なコストとのバランスをふまえた上での省エネ策の導入や、エネルギーの創出、そして地球環境への貢献も、しっかり考えていきたいなと思うところです。
そして今夜は、サッカーのオーストラリア戦がどうなるか気になります。
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