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2016年6月

2016年6月28日 (火)

上棟式・耐力壁検査

EUショックも行方がわかりませんが、何卒穏便にと思います。

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そして先週、「夫婦で暮らす平屋の家」は、上棟式を行ないました。久しぶりに、施工会社さんがテーブルとイスも用意してくれる、昔ながらの直会のような形式で行われました。建主様も、形ができてきていよいよということと、今後の安全な工事を祈念されていました。そして、骨組みや空間を見て、ますますイメージがわいているご様子でした。

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この日は、昼間は結構な雨でしたが、式の頃にはすっかり上がっていました。周囲も田植えが始まって、さらに気持ちの良い季節になってきたようです。

そしてその翌日、耐力壁と金物の検査を行ないました。すぐ前の時間帯で、検査会社の方での検査もありました。ほぼ問題なく終了しました。

現場はこれから、室内の工事を主に進んで行きます。

2016年6月24日 (金)

家具作家さんによる家具+完成見学会予定

ここ数日は、また西日本で豪雨になっているようです。被害がより少なく済めば良いのですが。

さて「石原町の家」は先日、建主様が、オーダーでダイニングテーブルを作りたいとのことで、家具作家さんの工房へ、私も一緒にお邪魔してきました。甘楽木工房さんです。県内では有名な作家さんですが、私もお会いするのは初めてでした。

工房はとても良い雰囲気。そこで実際に乾燥させてある板なども見ながら、寸法、形、材種などを打合せしていきました。ダイニングテーブルだけだと思っていたら、ダイニングのイスもご注文なさいました。お~~!「初めて夫婦で好みが合った(?)」と喜んでいました(笑) 私も今から楽しみです!

そして現場も、今月には大工さんの工事が終わり、来月に仕上工事が始められそうとのことで、建主様には、最後に決めて頂くものをご検討頂いているところです。

そしてこちらのお宅は、8/6(土)、7(日)に完成見学会をさせて頂くことになりました。詳細は追ってこのブログなどでもお知らせいたしますが、駐車場があまり確保できない見込みなので、関工務所さんのお客様も含め、時間予約での見学会とさせて頂くことになりそうです。ご興味のある方は、予定を開けておいて頂いたり、早めにご一報頂ければと存じます。また、この日に来られない方は、その前でも、ご都合が合えば個別に見学して頂けると思いますので、ご相談頂ければと思います。

2016年6月21日 (火)

吉井・牛伏でホタル観賞

 先週は、金土と、とても暑い日になりました。

そんな中、6/18の土曜に、高崎市の旧吉井町にある牛伏山に、子どもとホタル観賞に行って来ました。上毛新聞に、毎日、イベントなどの情報が掲載されていますが、それに載っていた次第です。

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情報自体は、「牛伏ドリームセンター」という、食事や入浴ができる施設(あとで聞いたら宿泊もできるそうで)の近くでホタル観賞ができ、予約をすれば食事も用意してくれるというものでした。へ~、と思いつつ、ネットで検索しても施設のウェブサイトもなかったので、ほとんど調べず、勢いで行ってしまいました(苦笑)

ホタル観賞は、私自身は、20代の頃に、有名な上毛高原駅付近でのホタル観賞に行ったくらいですが、たくさんのホタルが飛び交っていて、とても感動した覚えがあり、子どもにも見せようと思ったところです。ただ子どもは、以前に一度、ちょっとしたホタルは観たことがあったのですが。

「6時半から」とあったのですが、考えてみたら、今は夏至近く。日の入りも7時頃です。混むといけないと、夕食や入浴の時間も含め早めに行ったのですが、それでも時間が余ったので、現地でキャッチボールをして遊びました(苦笑) そして行ってみて、隣に吉井のごみ処理場があり、よくあるような、その熱を利用してお湯を供給している施設であることを初めて理解できました。

そして、その施設で聞いてみたところ、(「(施設の南に沼のようなものがあるが)そこからの川沿いで観られる」「今年はいつもより早いらしい。先週は、ネットで拡散されたらしく、たくさんの車で混み合ってしまったが、昨日(金曜)は、ホタルはそれほどでもなかった」と言われました。詳しくはわかりませんが、この時期であっても、「蒸し暑くて、月が出ていない夜」が良いらしいと聞いていましたが、この日はバッチリ月が出ていました(苦笑)

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前置きが長くなりましたが、この日はやはり「ピーク」は過ぎてしまったのか、ホタルの光は観られましたが、点滅しているわけですので、「瞬間最高で10個の光」というくらいで、幻想的な風景とは縁遠い状況でした。子どもは「え~、いつまで待つの?」とブーブー言っていましたが、それなりには満足してくれたようです。

高崎市民新聞では、この施設について採算性を問題視しつつ、集客力のあるイベントを企画しているとのこと。とある建主様からは、イベントで行ったことがあるとのお話も頂きましたし、頑張って頂きたいと思います!

ホタル観賞スポットについては、調べてみると、上毛高原以外にも、前橋田口町も知られていますが、それ以外にもいろいろありました。安中の松井田でも観られるようです!時期に加え、その日の天気などにも左右されるらしいホタル観賞ですが、今後も「幻想的な風景」を求めて、トライしていこうかと思った次第です。

2016年6月17日 (金)

建て方

今日は久しぶりの好天で、これから週末までは天気が良く、暑さに注意とのことです。水不足も心配です。

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ということで、「夫婦で暮らす平屋の家」は、今週、建て方だったものの、結構雨が降ったりで予定がくるってしまいましたが、何とか明日には屋根のルーフィングを貼り終えてひと安心という段階です。建物の形も見えて来ました!

こちらのお宅も、スッキリ軒天~Hの高いサッシュ~勾配天井というつくりなので、屋根勾配や軒の出寸法・ディテールと、結構苦労してまとめました。こうした点を実現するために、梁の高さを微妙に変えたりもしています。

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こちらのお宅は自然素材系ではないのですが、集成の梁をあらわしにしている部分があるので、ブルーシートでまいてくれています。

そして建主様のご希望で、LDKには、ハイサイドライトが付きます。ハイサイドライトとは、厳密に定義があるのかわかりませんが、要は、垂直なトップライトという感じのものです。これも上記のような断面決定に大きく影響する要素でした。ハイサイドライトが付く部分の形ができていたので見上げてみると、空がとてもきれいに見えました!お隣の家からも、ハイサイドライトを通じての視線は入らないことが実際に確認できたので、ガラスはやはり透明で良かったなと思います。とはいえ、写真のすべての部分にハイサイドライトが付くわけではありませんし、窓のHがかなり小さいので、壁の厚さで、外が見える面積はもっと小さくなってしまう予定ですが・・・。それであっても、今からとても楽しみです!

雨や暑さで大変ですが、ケガなく作業を続けて欲しいです。

2016年6月15日 (水)

手摺・本棚・色決め

今週は雨が降りましたが、関東の水瓶を潤すほどではないようで。やっぱり冬に雪が少ないというのは、影響が大きいのだなと改めて感じます。某知事も辞職するようです。

さて「石原町の家」は、色決めを行ないました。今まで打合せしてきた内容をふまえ、おおむねスムーズに決めて頂きました。でも外壁吹付の色にお悩みのようでしたが、お子さんと、奥様のお母さんにご意見をうかがったところ、迷わず「こっち!」とのことでご意見を頂き、それで決定しました!すごいな~と改めて感じました(笑) どっちを選んで頂いてもおかしいとのことはなかったと思いますが、こうしたプロセスで決定したということも、後になれば良い思い出になるだろうと思います!

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そして、現場も着々と進んでいます。写真は、リビング上の吹抜に面した廊下の手すりと、それに設けられた大きな本棚です。シナランバーで作り、部屋の雰囲気に合わせた塗装をして仕上がる予定です。

吹抜に面しては、他にもカウンタースペースがあり、この本棚から本を取り出し、お子さんが、もしくは親子でも、本を読んだり、その他いろいろな遊びをしたりなど、楽しい生活の一助となればと思います。とても楽しみです!

2016年6月10日 (金)

ジューンベリー収穫

今日は、梅雨の晴れ間? 空も雲も真夏のようでした。

梅雨に入ってすぐのことに、ジューンベリーの収穫をしました!約2週間ほど前のまだ実が赤い頃に、だいぶ鳥が寄ってくるようになったので、今年は初めて防鳥ネットを掛けたとの記事を書きましたが、少しずつ実が落ちるようになってきたので、機は熟したとばかりに収穫をしました。

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でも、ネットを掛けて以降、それよりも上の方の実は鳥にあげようと思い、仲良く共存できていたのですが、鳥もバカではないようで、上の方の実を食べ尽くすと、ネットの中に侵入してくるようになりました。ネットは、とりあえずとのことで木にまいておいただけで、幹の中心付近はがら空きだったので。そこをビニールで覆って何とか侵入を防げるようになり、鳥もあきらめて近づかなくなりました。それから数日での収穫です。

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ちなみに、鳥が木の実などを食べるのを「ついばむ」と言いますが、この意味は、「くちばしでつついて食べること」であることを改めて感じました。実を丸ごと食べているわけではなくて、本当につついて、実の中心部などを少しかじっているような感じで、食べられた実はとても不憫な姿です(苦笑)

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そしていざ収穫してみると、案外量が多いこと!ボウル3つ分にもなってしまいました。それでも、ネットのおかげで、今までで最も熟した状態で収穫でしました。でも、枝から獲るときにつぶれてしまうものもあったりで、洗いながら仕分けていたのですが、面倒になって段々雑になってしまいました・・・。

ジューンベリーは、小さいのに実の中に種があるので、とりあえず子どもともに、冷凍して粒ごと食べるのを主にしました。保存もききますし、栄養価もなかなかです。

ということで、ジューンベリーの初の本格収穫だったのでした!

2016年6月 7日 (火)

芝生カッター~~!

このタイトルは、もちろんドラえもん風です(笑) 関東も梅雨入りしました。またほとんど雨は降りませんが、曇天なので暑くなくて良いです。

そんなところですが、今年の庭は、畑に情熱をそそぎ過ぎて、芝の手入れがおろそかになっていたのですが、伸びが悪いことに気付き、あわてて手入れをしました。雑草が結構はびこっているので、手を掛けて抜かねばです。

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そして、今年は芝カッターを購入しました。芝は、コンクリートなどとの際で上に伸びる習性があるようで、際については、芝刈り機で全体を刈った後に、バリカンもしくはハサミで切っていたのですが、芝生カッターで際を切ってみることにしました。

写真のような感じで、自分が買ったのは、芝を切る部分が円形になっているタイプです。鋭利だと危ないのでそれほど切れないようになっていて、芝を切るのにも結構力が要ります。それでも写真の右側の方がカッターで際を切った部分で、結構スッキリしそうです。

さらにはこの芝生カッターを使って、芝の一部をカットして、畑を増やそうかとも思っています(笑)

2016年6月 4日 (土)

外観打合せ

何だか最近、毎朝畑の様子を見るのが楽しみです(笑) 今までは芝や植木の手入れをしてきて、もちろん楽しいものではありましたが、「食べ物を作る、日々育っていく」というのも、何とも言えない喜びがあるのだなぁと改めて思います。

そして、ジューンベリーについてもここ数日、ヒヨドリだけでなくスズメとも知恵比べ状態でしたが、何とか私が勝利したようで、今までにないくらい熟してきました(笑)

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というところで、「夫婦で暮らす平屋の家」ですが、2回目の外観打合せを行ないました。こちらのお宅は外壁が窯業系サイディングで、「クラガノキューブ」以来。私も経験値が低いので、建主様の基本的なご要望をうかがいながら、気になる柄はできるだけサンプル依頼したので、たくさんになってしまいました(苦笑)

それらをご覧頂きながら打合せを行ないました。いつものように、外壁を決めるだけでなく、屋根、サッシュや玄関ドアなど、外観全体のイメージをふまえて助言もさせて頂きながら、個々の部材の色などを決めていって頂いています。大きめのサンプルであっても、全体に貼った時のイメージはわきづらいので、実際に建っている家との比較などもして頂きました。全体的には比較的スムーズに進んで良かったです(建主様は、「手間が掛かって大変な施主でしょう?」などおきづかい下さいますが、全然そんなことはないです 笑)

ということで、基礎も型枠が外れて、いよいよ木工事が始まります!

2016年6月 1日 (水)

基礎コンクリート打設・試験

今日から6月、初夏のような陽気でした。就職活動中の学生さんらしきも見掛けました。そして、消費増税の2年半の再延期も発表されました。現在、現行税率で建てられるようにと実施設計を進めているお宅では、実際としては、9月中の契約が必要なくなりましたが、それとは関係なく一生懸命に進めていますので、建主様におかれましては、もう少々お時間を頂ければ幸いです!

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さて、「夫婦で暮らす平屋の家」は、基礎のベースと立上りのコンクリート打設、立上りの配筋検査を行ないました。上の写真がベース、下の写真が立上りのコンクリート打設の様子です。ベースを打って、その上に型枠を設置して再度コンクリートを打っているのがおわかり頂けるでしょうか。こんな風に基礎が出来上がっていきます。

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ところでこちらのお宅では、施工会社さんが「コンクリートの試験」を行なっていました。コンクリートは、その性状を示す指標がいくつかあり、大きな建物など、コンクリートを打設する場合は、そうした試験をするのですが、戸建住宅くらいだと省略されることがほとんどなので、私も久しぶりに見ました(笑) 例えばコンクリートの「スランプ」という指標があって、コンクリートの柔らかさを示しますが、そうした指標が、設計上の数値に適合していることを、現場で試験して確認したりするのです。その他にも、コンクリートの試験ピースを取って、一定期間後に破壊試験を行なって、予定した強度が出ているかどうかを確認したりもします(写真の黒いパイプのようなものに、コンクリートを詰めて試験体を作ります)。

戸建住宅の基礎などであれば、こうした試験は省略しても、コンクリートの品質がしっかりしていれば全く問題ないですが、試験をしてくれるならその方がより丁寧な印象でしょうか(それ以外も丁寧でないといけませんが 苦笑)。

そんなコンクリート打設でした。

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