立上り配筋
新国立競技場に聖火台がないとのことでまた騒ぎになっているようです(苦笑) 設計を担当した隈さんが言っていることもふまえ、「建築の方としてはあとからどうにでもできる。実際は、開会式の演出方法も含めて決定されるのが当然」だろうと思います。マスコミは揚げ足取りというか、他にネタがないからやっているのだろうかと感じてしまう状況です。
さて「石原町の家」は、今日、基礎の立上りのコンクリートを打設する予定でしたが、あいにくの雨のため延期となってしまいました。敷地への進入路が狭く、小型のミキサー車なので、この小型が最近は所有している会社が少なく、そちらで打設の日程が決まってしまう面もあるとのことで、次はいつになるか気になります。
そして先日、立上りの配筋検査をして来ました。ホールダウン金物のセット状況も検査の対象ですが、金物を基礎の立上り部分にどれだけの長さを埋め込むかというのも構造上の検討ポイントなのですが、最近は、以前から主流だった埋込長さよりも短くて済む金物も出て来たようで、今回はそれを使うことになりました。
大きな力が掛かる部分には、2本のホールダウン金物を使ったりもしましたが、今回初めて、1本で60kNまで対応できるものも初めて見ました。技術はどんどん進歩しているようです。
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