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2015年8月12日 (水)

洋風シェードの庇的機能!

今年から使い始めたと以前の記事で書いた、洋風シェードというか洋風すだれ、変わらず快適に日射遮蔽をしてくれていますが、先日、何と新たな機能を発見しました!まさに「庇」のような機能です。

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私が設計させて頂く家では、できるだけ窓に庇を付けるようにしています。その目的は知られるように、「日射遮蔽」と、「降雨時に通風する際、室内への雨の吹き込みを抑える」ためです。日射遮蔽については、東や西の低い庇に対してはあまり効果はありませんが、特に群馬などでは、夏の涼しい風が東から吹くエリアが多く、しかし庇がないと、夕立ちの時などせっかく涼しい風が吹いていても、雨が室内に吹き込むので、窓を閉めなければならなくなることも多いからです。

庇は、昔の住宅にはほとんど付いていましたが、いつしか庇がない家ばかりになってしまいました。私が住んでいる家も、私の設計ではありませんが、当時の流行だからでしょうか庇がないので、夕立ちの時などは残念ながら窓を閉めることになり残念に思っていました。

ただ先日の夕立ちの際に様子を見ていたら、洋風シェードを付けていると、雨の吹き込みがほとんどなかったのです!あまりに風雨が強い場合はわからないかも知れませんが、取付金具があるので、シェードと窓との間が5センチほど空いているのですが、そこから雨が吹き込むこともほとんどなく、シェード越しにとても涼しい風が入って来ました。

もちろんシェードの種類にもよるだろうとは思いますが、こうした「降雨時に通風する際、室内への雨の吹き込みを抑える」という庇のような機能を、こうしたシェードは発揮してくれることに気付き、とても感動したのでした!

ということで、早くも明日からお盆です。当事務所では、ちょっと変則的ですが、8月13日(木)~18日(火)まで夏季休業とさせて頂きます。緊急の御用の場合は、携帯電話などへご連絡頂きたくお願い申し上げます。

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