« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »

2014年10月

2014年10月31日 (金)

ミニストップの「手づくりおにぎり」

そろそろかなぁということで、ここ数年恒例となっているインフルエンザの予防接種を受けて来ました。ふと領収証を見ると、結構高いですねぇ(苦笑)

ところで、外出先でも自宅でも、コンビニにはよくお世話になっていますが、最近、ミニストップの「手づくりおにぎり」がおいしいなぁと思っています(笑)

Dsc_00022

どうもミニストップとは昔からあまり縁がなく(要は、家や学校、勤務先などの近くにあったなどなく)、よくわからないけど店内で調理してるらしいなぁ、店内で食べられたりして学生がたまってるなぁなど思っいていたくらいでした。でもしばらく前に、ふと立ち寄って昼ご飯を物色していたら、「手づくりおにぎり」というのがあったので買って食べてみたら、これがおいしいこと!もちろん個人の好みもありますが・・・。

基本的に私は、海苔はパリパリでなくて最初から巻いてあるしっとりタイプが好きなのですが、そうしたおにぎりは、「2個+お新香」などイマイチの感じのものが多くて残念に思っていました。でもしばらく前から、いくつかのコンビニで「高級おにぎり」みたいな雰囲気で海苔が巻いてあるおにぎりが発売されて、なかなか良いなぁと思いながらたまに食べたりしていました。

でもミニストップの手づくりおにぎりは、さらにその上をいく感じです。1個税込¥163くらいでそこそこいいお値段ですが、「当店炊きあげ」とパッケージに書いてあるように、その店舗の中で作っているそうで、一般的に売られているようなおにぎりとは別の場所に並べられていることが多いようです。そしてパッケージの裏を見ても、ミニストップの製造工場でなく、その店舗が製造元として書かれています。そして見た目でも、パッケージの内側に露(水滴)がついていて、「作りたてです!」感が強く出ていておいしそうです。

勘違いかも知れませんが、最初に何気なく食べた時には、サケの大きな切り身が具になっていて、食べごたえも満点だった気がしましたが、先日食べたサケおにぎりは、細かく刻んでありました(「生たらこ」は、ちょっとしょっぱかったかなぁ)。そして何より、おにぎり自体がふっくらしていて、かつ、適度なしっとり感があって、実際に手でにぎったような感じがするのです。そしてレンジで温めなくてもほんのりあたたかいのです。ちょっと感動しました(笑)

さきほど書いたように、ミニストップが近所などにはないので、最近では、北関東道下りの波志江PAにあるミニストップに寄った時などに買うのを楽しみにしているところです。

2014年10月28日 (火)

耐力壁・金物検査とサッシュ

昨日は東京で木枯らし1号が吹いたとのこと、さらには明日の朝は、さらに冷え込むとのことで、秋も深まって来ました。みなさま体調にはくれぐれもお気を付けて・・・。私はちょいちょい風邪っぽい症状が出たりしています・・・。

Dsc_0007141028

さて、風の強い一日でしたが、そんな中、「A-BASE」の耐力壁と金物の検査をして来ました。その前の時間帯で、瑕疵保険の方での検査も受けたとのことです。基本的には問題なくしっかりとやって頂いていましたが、金物の付け忘れなどが少しあったのでそれをしてもらって、後日また確認させて頂くことにしました。

今日は、お施主さんのお母様もいらしていて、お茶を出して下さいました。ありがとうございます!

Dsc_0003141028

さて建物は、外壁下地の透湿防水シートを貼って、サッシュも入って雨はシャットアウトできるようになったのでひと安心です。建物の形もかなりわかるようになって来ました。

Dsc_0004141028

Dsc_0008141028

室内も、まだこれから壁が入ったりしますが、室内から窓を通して見える景色もだいぶわかって来ました。予定通り、開放的な室内で景色も良いです。今は、収穫前の稲穂がとてもきれいでした!だいぶイメージもわいてきて、ますます頑張っていかねばと思います!

2014年10月23日 (木)

中越地震から10年

今日は、新潟の中越地震からちょうど10年だそうです。もう10年かとじみじみ感じます。

中越地震が起きた時は、確か高崎の街なかの、古民家を改修したような居酒屋さんで呑み会をしていました。今までに感じたことのないような激しい揺れで、飾ってあったものが隣の人の頭に当たったりしていました。みんなビックリして、お店の人が用意してくれたラジオを聴いたり、家族に電話したりした覚えがあります。

以前にブログで書いたこともあったと思いますが、建築士などの人が講習を受けると、「被災建築物応急危険度判定士」として登録することができます。地震などがあったところへ行って、建物の被害の程度を簡易的に調査して診断し、赤、黄、緑の紙を貼る作業です。建築士の中には、登録している人がかなりいると思います。私も登録していて、10年前の中越地震の時に、応急危険度判定士として、応急危険度判定活動のために長岡周辺に行ったことがあります。

Img_7553

もともと応急危険度判定活動は、県や市町村の建築系の職員の方が行くことがほとんどだったのですが、この時は民間の建築士にも募集が掛かり私も応募したわけです。この時は、群馬から民間の建築士が応急危険度判定に行くのは初めてとのことで、急でもあったので民間からは4人のみで、さらには、活動中に事故にあったりした場合の保険はどうなるのかなど不透明な部分も多かったようで、「被害の状況をこの目で見ておきたい」と強く思ったからではあるものの、あとで振り返ると結構危なかったかなぁと思ったりします(苦笑)

Img_7543

私たちは県外の者ですし、民間人でもあったからか、比較的被害の小さい地域に割り当ててくれたようですが、それでもいろんな建物がいろんな損壊の状態を呈していました。判定士2人ひと組で、その日の朝にどの家を診るかを言われて、順に進めて行きます。被害のひとつひとつに対して、「こういう壊れ方をするのか、こういうところから壊れていくのか」と、判定をしつつ、実際の様子を見て学ぶこともたくさんありました。見させて頂く住まいの方々の多くが、壊れた家に大きな落胆を抱いたり、片付けに疲れたりでとてもつらいであろうに、私たちのようにボランティアで活動している人たちにお茶を出してくれたり、丁寧にお礼を言って下さったりして、逆に恐縮してしまったり、嬉しくなったりなど、そうしたこともとても良い経験でした。

もともと私は、建築の構造的な面にももちろん気を使ってきたつもりではありましたが、それでもこれ以降、さらに大切に考えるようになったと思います。ただ、建築はさまざまな面を総合的にふまえていろいろを決めていくものですので、構造的な安全性を必ずしも最優先するなどではありませんが、「ごく当たり前のこと」として自然にその性能を満たしていけると良いなと思ったりしています。

一方、こうした大きな地震がある度に建物の無駄な強度の必要性や、一般の人の不安をあおって商売をする人たち、逆に、構造的な安全性に手を抜く専門家たちが目立つのも、いつまでたっても変わらないようでとても残念に思ったりします。大きな地震の度に、建築基準法の構造関係の規定が改正され、より建物の強度が増している面もありますが、例えば住宅などでも、地震で倒壊したりしているのは、かなり古い建物であったり、手抜きと言われるような工事で作られたものばかりで、その当時の法律に基づいて、当たり前の工事がされた家は、ほとんど倒壊などしていないことは、専門家の間では当然のこととして知られています。木造と鉄筋コンクリート造の建物を比べて、どちらが地震に強いかを考えるなども無意味なことです。家や建物にとって、何がどれくらい大事であるかは、ある程度人によって差があるのは当然ですが、それであっても、あまりに正しくない情報などはその旨お伝えできるよう、これからも努めていきたいなと思ったりします。

ん~、どうも年々、文章がヘタになっていくのを感じてお恥ずかしい限りですが、みなさま、これからも宜しくお願いいたしま~す!(笑)

2014年10月21日 (火)

ノットバーン

「A-BASE」は、建て方が終了し、着々と進行しています。

140102_033

ところで建て方の頃のことになりますが、一部の梁に「ノットバーン」という塗料を塗りました。ノット・バーンで、文字通り「燃えない」ということ、現場で塗装をするだけで、「準不燃材料」と言って、木材が比較的燃えにくい材料になるというものです。もちろん、樹種やその他、準不燃材料として認定されるには、いくつかの条件を満たさないといけないのですが・・・。写真だとわかりづらそうですが、手前の梁に塗ってあるので、奥の梁に比べて手前の梁が濡れ色になっています。

一部の梁にこのノットバーンを塗ったのは、バイクガレージです。バイクガレージは、車のガレージと同様、建築基準法という建築の法律では、「自動車車庫」扱いになるので、通常の部屋よりもより火災に強い仕上げをすることが求められます。ガレージなのに、申請上は「納戸」で申請したり、躯体だけ作って検査を受けてあとはDIY、その他リフォームなど、法的なチェックが及ばないケースなどでは、法を守らずにガレージに普通の木材を使ったりしていることもあるようですが、こちらのお宅では、きちんとやっています!(笑)

そんな法規制の中でのノットバーンの初使用です。監督さんは、塗装が伸びない、初めは臭いがきついなどいろいろ苦労もあったようで、これを広い面積で使おうとすると結構大変そうではありました。

2014年10月17日 (金)

外観打合せ

今日は仕事で埼玉へ。久しぶりに車で行って帰ってきたら、ちょっと疲れました(苦笑)

さて「ボルダリグンができる家」は、基礎のコンクリートの型枠が外れ、今週は、玄関ポーチなどの雑部のコンクリートを打ちました。プレカットの打合せも終わったので、いよいよ建て方に向けて準備が始まります。

141017_096

そんなところで今週は、建主様と外観などの打合せをしてきました。内部は自然素材を中心にした家ですが、今回は、ちょっと初めてのパターンなので、外部の仕上材のサンプルとともに、室内で使う木やフローリングなどのサンプルもお持ちして、室内のイメージもふまえつつ、外観の色合いを決めて頂けるようにしました。

結構いろいろと検討なさって、私の予想とは違ったものを選ばれたりする建主様(笑)、どのような外観になるのか楽しみです!(「意表をついて下さい」という意味ではありません・・・苦笑)

あ、それとエアコンも動き始めないとですね。宜しくお願いいたします!

2014年10月14日 (火)

上棟式

週末に、「A-BASE」の上棟式が行なわれました。建主様、おめでとうございました!

141014_001

建て方は数日前に終わっていますが、建主様が出席できる日取りの良い日ということで、日にちが決まりました。週明けには台風が迫っていたので、その前に無事に済ませることができて良かったです。

台風が来るとのことで、ルーフィングまでの予定だった屋根も、急きょ仕上材を貼り、例によって、床合板を濡らしたくないので、風雨対策をしっかりしてもらって連休明けを迎えることになりました。

上棟式には、建主様のご両親が初めてお揃いでしたが、建主様も親御さんから「どうしてここはなってるんだ?なんでこうしないんだ!」などいろいろご意見を頂いていたようで(苦笑) 家というのは、別に専門家でなくても、「住む」ということにおいては年配の方は先輩で、いつまでたっても自分の子供は子供で、心配もあってつい言いたくなって・・・、ということは結構多くの現場であります(苦笑) そうしたご両親にも、仕上がってからも「なるほど、良いな!」と言って頂けるよう、これからも頑張って行きたいと思います!

2014年10月 9日 (木)

「ball-house」が賞を頂けることになりました!

先日連絡があり、今夏に募集があった「LIXILメンバーズコンテスト2014」(旧 TH大賞)において、「ball-house」が「地域最優秀賞」を頂けることになりました!関係のみなさま、おめでとうございます!

年明けに東京で表彰式があり、受賞作品を掲載した書籍も出版されるとのことで、とても楽しみです。また詳しいことがわかりましたらお知らせしたいと思います。

建主様はもとより、しっかりとした施工と、コンテストへの応募を勧めて下さった株式会社関工務所さんに御礼申し上げます。

Ball007

ウェブサイトに掲載してある竣工写真から1枚。このように室内で壁打ちテニスなどの運動ができることがこの家の一番の特徴ですが、ちなみにおわかりの方も多いと思いますが、テニスをしているのは、建主様でなく私です(笑) こちらの家の、どのような点を評価して頂いたのかもうかがえると良いなと思います。

2014年10月 6日 (月)

今週末は「あんなか祭り」

なかなか直しができずにいた、以前に記事にも書いた「ウェブサイトの画像のトラブル」、今日、ようやく直すことができました。それと同時に、こちらも遅れてしまっていた「土間のある家」の竣工写真を、Worksページにアップしましたのでぜひご覧下さい!

141006

さて今週土日、10/11、12は、2年に一度の「あんなか祭り」です。旧安中市内、安中小学校区を中心に、太鼓を叩く小学生を乗せた山車が街を練り歩いたり、太鼓を叩きあったりなどが中心のお祭りですが、子供たちを中心に、毎回太鼓などを練習して頑張っています。

メインは日曜の安中市役所でのイベントなどです。臨時駐車場もありますので、ぜひお出掛け頂いてはいかがでしょうか。詳しくは、安中市役所のサイトなどに掲載されています。

2014年10月 2日 (木)

配筋検査+コンクリート打設

「ボルダリングができる家」は、先日土工事が始まったと思ったら、あっと言う間に1回目の基礎の配筋検査とコンクリート打設がやってきました。職人さんなどの手配に手こずることが多い中、ここまでは早いペースで進んでいます(笑)

141002_020

こちらの家は、申請上は2階建てですが、実質的には平屋建て(と言ってもどういうことなのかわかりづらいと思いますが 苦笑) よってこちらのお宅も基礎が大きめ。そして、前面道路はそうでもないのですが、途中で狭い道路を通らないと敷地にたどり着かないので、最近では「土間のある家」に続き、小型のコンクリートミキサー車でのコンクリート搬入になりました。盛土をして地盤が道路から少し高めなので、道路から撮影すると鉄筋がよくわからないですね(苦笑) 打設中のところを別角度から。平面はL型のような形をしています。

141002_032

近くを通る方々に、「平屋?お年寄りが住むの?」と言われたり、「ボルダリングができる家」とのサブタイトルが入った工事看板が現場に到着していますが、それを見て「ボルダリングって何?」と、既に監督さんらが3回ほど聞かれたそうです(苦笑) ボルダリングも最近はかなり知られるようになっているだろうに、そして、「ボルダリングができる」と言っても、そんなに広い面積でドバ~~~っとというほどでもないので、建主様もちょっと照れていらっしゃったようです(笑) でも、特にご主人様の思いの詰まった、この家の大きな特徴のひとつです。

打設後の天気が少し心配でしたが、天気がもったようで良かったです。さて、今週末もご提案や点検など頑張らねばです。みなさま、宜しくお願いいたします!

« 2014年9月 | トップページ | 2014年11月 »