鉄平石小端積み
WEBサイトからお問い合わせを頂いたお客様が先日、当事務所の打合せ室開設以来の大家族でお越しになりました。お子さんがたくさんいらっしゃり、とてもにぎやかで楽しい時間でした。ありがとうございました。今後ともぜひ宜しくお願い申し上げます!
さて「ball-house」の外構ですが、鉄平石の小端積み(てっぺいせき・こばづみ)が進んでいます。
鉄平石は、敷石などとして使われることが多いですが、このように壁にも使います。例えばタイルなどは、薄い板状のものを壁に貼り付けるわけですが、鉄平石は、例えばレンガのように細長い面(小端)を見せながら、「貼っていく」というよりも「積んでいく」方法をとるのが一般的です。壁も厚くなり、要は、石の体積が大きくなり、作業にも時間が掛かるので、コスト的にも高級仕様のひとつです。余談ですが、屋根瓦をタテにして地面に敷く方法を「瓦の小端立て(こばだて)」と言い、瓦の再利用方法のひとつなどとしても知られています。
今回の鉄平石は、主な産地でもある諏訪地方で取れた「諏訪鉄平石」で、やや赤みがかっています。同じ種類の石でも、取れる状況(水分や鉄分など)に応じて色味が異なるのも楽しいものです。
ということで、外構工事もだいぶ仕上がって来ました。去年の冬に植栽もほとんど済んでいるので、新緑の時期が待ち遠しいです!
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