土質標本
先日、ボーリング試験の結果と土質標本が届きました。
一般的な木造戸建住宅などのような軽い建物の地盤調査は、スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)で行ないますが、鉄骨やRCなどの建物の場合、ボーリング試験と言って、地下のより深いところまで、より正確に地耐力(要は地面の固さ、丈夫さ)を把握する必要があります。その調査の一環として、実際にその地中の土をサンプルとして採ってくれますが、それがこうした土質標本です。主に構造設計の人が、こうしたものも見ながら地耐力を確認して行きます。
よくある地層としては、砂、粘土、礫(レキ 小さい石)、場所によっては凝灰質粘土(いわゆるローム層)などいくつかあります。
標本には「礫混り砂」、「砂礫」などあり、成分比で定義されいていますが、見た目ではイマイチ違いがわからなかったのでした(苦笑)
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