節電の8月は終わりましたが、9月になって東電管内は家庭用の電気料金が値上げになったというのもあるので、今夏わが事務所でやった、ちょっとした節電ネタを。
昨年リフォームした打合せ室ですが、部屋の全般照明は、ダイクロハロゲン電球を使っています。お店などで良く使われる電球で、キラメキ感がきれいなのですが、白熱灯の一種ということもあり消費電力が大きく、また、尋常でないほどの熱を発する(間違って触ると、「あ”ち”ー!!」と思わず声が出ます 苦笑)ので室温にも影響しているだろうとのことで、対策を考えていました。すると、昨今の脱白熱灯の傾向もあってか、ダイクロハロゲンの代用となるようなLED電球が各社から発売されていました。
蛍光灯→LEDの変更の省エネ効果は大したことはないケースが多いですが、白熱灯→LEDは効果が大きいのでありがたいですし、何といっても、あのハンパ無い熱さがLEDにすることでかなり軽減されるので、使えるシーンも増えそうな気がします。
ということで、うちの事務所だから良いかということで、数種を1個ずつ購入して、試しに点けてみました。
写真向かって左から、①普通のダイクロハロゲン電球、②ウシオライディングのダイクロハロゲン型LED、③フェニックス電機のガラスダイクロミラーLED、一番右が、④岩崎電気のLEDアイランプ・ハロゲン電球形です。
写真だとわかりづらそうですが、②は、正面から見て、LEDのランプが3つあるのがわかります。また③と④は、比較的もともとのダイクロハロゲン電球の形状に近くできていますが、それぞれ放熱部でしょうか、首根っこのような部位があって、③はシルバーのギザギザ、④は白のリング状をしていて、本来のダイクロハロゲンとはやはり違いはあります。
点灯したものを正面から見るとこんな感じです。写真がうまく撮れなくてすみません(苦笑)わかりづらいですが、やはり②は光の粒が明らかに3つでいかにもLEDという感じ、③は光が結構赤みを帯びています。
後から見るとこんな感じ。ダイクロハロゲンの特徴である、後ろへのモレ光の再現性は、③、④はかなり本物らしいですが、やはり②が劣ります。②の電球は、ダイクロハロゲン電球を使っていた器具に、その前向きの光のみを節約して発するというスタンスに徹しているようにも感じられました。③は後ろから見ても赤みがかった光です。
こうやっていくつか買って試してみて、それぞれの特徴がいろいろわかりました。こうしたダイクロハロゲン型のLED電球は、¥3,000~¥5,000/個程度するものが多く、まだまだ値段は高いです。でも、他にも同様のさらに良い製品がありそうなので、引き続き知らべて、省エネと意匠性を両立した電球を探して行きたいなと思います。
最近のコメント