水彩色鉛筆パース
明日で3月も終わりです。今の仕事も目処が立ちましたし、ようやく暖かくなってきて、体も気持ちもホッコリします(笑)
ところでなのですが、設計した建物のプレゼンテーション手法はいろいろありますが、私は普段、手描きのスケッチパースを多用しています。
模型やCGも使いますが、特にCGは、安いソフトだったり、しっかりとCGのデータを作りこまないとおもちゃっぽく見えてしまうことが多く、かかる時間と効果のバランスが自分にとっては悪すぎるので、普段は、作っても自分でやることはほとんどなくなりました。
別に、自分自身で絵が特別上手いと思っているわけもなく(苦笑)、平面や立面などの2次元の図面以外の、建主様により良く理解して頂くための3次元のツールの中では、自分にとってはこれが作業効率が良いからというだけなのですが、それでもありがたいことに、そのスケッチパース自体を気に入って下さる建主様も少なからずいらっしゃいます。単なる絵の良し悪しではなく、「自分の家の絵」だからだと思いますが。
と、前置きが長くなりましたが、昨年引き渡しをした「K-HOUSE」。設計時には最終的なパースをお描きしていなかったのですが、玄関に飾って頂けるとのことで、しばらく前にようやく時間を取って仕上げました。
お時間を頂いてしまったこともあったので、普段のパースとは違って、もらいものはあるもののほとんど使ったことのない水彩色鉛筆で描いてみました。見よう見まねでやってみたのですが、これがなかなか難しい・・・。
細めの筆しかなかったせいもありますが、広い面積を一気に塗り広げることができず、また、色鉛筆のタッチを出す部分も何だかうまく行かず、一度仕上げたものの、「ん~・・・」ということでやり直すことになってしまいました。描き直したからと言って、それほど進歩した様子もありませんが(苦笑)
ちょっと玄関に飾って頂く道は遠のいた感がありますが、また気が向いたら挑戦してみたいなと思います。そういえば久しく、絵を描きに出掛けていないなぁとふと思いました。
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