タモリ&ピーターは「家好き」
先日、「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのゲストとして
ピーターが出演していましたが、
タモリと2人揃って「家が好き!」と言っていました。
全体の話は、ピーターが葉山にジャグジー付きの家を持っていて、
という内容がメインでしたが、その中の一節で、
ピーターが「家好き!だから人の家を見るのが好き。
家を建てた人ならわかると思うけど、
バルコニーとかガラスとか、自分の家と違うと、
どうなってるんだろうと気になって見ちゃう」と、
そしてタモリが「そうそう、歩くと家ばっかり気になるんですよ!」
と同調していました。
タモリやピーターは、もともといろんなものに造詣が深いのでしょうけれど、
「さすが!」と思いました。
家を建てたことがあるとか、建てる予定だとか関係なく、
家というか建物は、芸術の一分野にも属するというのもありますが、
それ以外の面でも、鑑賞や評論の対象に充分なり得ます。
メジャーではないかも知れませんが、趣味としてもきちんと成り立っています。
絵画鑑賞のために美術館に行くように、
「あそこに安藤忠雄という建築家の作品があるから、
観に行ってみよう」とか・・・。要は「建築鑑賞」です。
建築を専門としているわけではない一般の方のお話をうかがっていると、
「あそこの家は立派!」、「3階建か」、「庭が広くて良いね」、
「汚れが目立つよねぇ」といった種類の感想は良く聞かれます。
でもさらに少し関心を持って見ていくと、「あそことここは似たような家なのに、
こっちの家の方がカッコ良く見える気がするのはなんでだろう?」とか、
「ここのお店は、何となく入りやすいのに、あそこは入りにくいよね」とか、
「あの建物のあそこのスペースは、何だか落ち着くんだよね」など、
感じる部分がたくさん出て来るのではないかと思います。
一般の方でも、街で「あの建物は、プロポーションが悪いよね」とか、
「あの建物は、お金は掛かっているだろうに、品がないような・・・」とか、
「あの家は、こういうことを表現したかったんだろうけど、
それなら、あそこをこうしなきゃね」とか言って歩けると、
かなりカッコイイのではないかと思います。
でも、われわれにとっては大変ですが(苦笑)
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