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2010年9月

2010年9月29日 (水)

ドコノコノキノコ

「おかあさんといっしょ」の9月のうた「ドコノコノキノコ」。
(リンク先はYouTubeにある動画です。音が出ます)
子供向けの歌としては「変わっていておもしろい」とか「気持ち悪い」とか、
いろいろ評判だったみたいですが、もうじき終わり。

でもきのこは旬ですし、
歌の中ではきのこがサルスベリの脇を飛んで行ったり、
クラゲになったりと、季節感のある歌なのか~と。

ちなみにうちの子は、結構歌っていますが、
「怖~い・・・」と言って、歌の途中でテレビを消したことがあったので、
気に入っているのかイヤなのか、イマイチ良くわからずじまいでした。

しばらく前の「ジューキーズ」は今でもお気に入りのようです!

2010年9月25日 (土)

「建築家 白井晟一 精神と空間」展 3

前回のつづき、そして最後~!

この展覧会をより楽しむために、ごく基本的なところではありますが・・・、

●白井さんが活躍した時代背景をちょっと確認しておく

これは、史跡見学などさまざまなことに共通しますが・・・(コルビジェのサヴォワ邸も、何も知らずに今どきの視点で見ればただの箱ですし(苦笑)) 白井さんが秋ノ宮村役場でメディアに登場したのが1952年(約47歳)頃、学会賞を受賞したのが1968年(約63歳)。前にも触れましたがこの頃は、丹下健三さんがモダニズム(※)で建築界をリードしていた時期です。広島平和記念資料館(1955)、旧香川県庁舎(1958)、代々木体育館(1964)、山梨文化会館(1966)など、次々にモダニズムの作品を発表し、「これからの建築はこうあるべし!」と多くの人が思っていたであろう時期だったことは把握しておくと良いように思います。「このような時期に白井さんのような作品が出て来たら、そりゃあある意味、衝撃的だろう」という気がしそうです。そしてポストモダニズムの代表的な建築家・磯崎新さんが1966年に続き、この群馬県立近代美術館で2度目の学会賞を受賞するのが1975年です。

●手描きの図面やドローイングを見る(特に木造住宅)

これは白井展の案内でもふれられていますが、主に鉛筆を使った手描きの設計図の原図がたくさん展示されています(ドラフトマン=製図をする人が別にいて、白井さんは最後に手を加えるという形が多かったそうですが)。手描きの図面やパースと、CADやCGは、それぞれに長短があるのだろうと思いますが、やはり昔の手描きの方が、その建物や図面に対する気迫が伝わってきます。「図面そのものがひとつの作品」であるとも感じられます。原寸と呼ばれる実寸での詳細図や、本当に細かな部分まで描き込みされている図面が多いです。パースのドローイングもきれいです。
特に一般の方にとっては、木造の住宅の図面が一番なじみやすいかも知れないなと思います。図面の内容や設計の上手下手がわかる必要はなく、例えばご自身の家の設計図としてもらった図面と見比べてみると、この頃の(というか本来的な?)建築の作られ方、設計という仕事とはどういうものなのかが何となくわかって、面白いかもしれないなぁと思います。でも私も含めて今の多くの人にとっては、白井さんの木造住宅の形だけを単に見た場合、キレイとかカッコ良いとは感じないかも・・・(苦笑)

●形や材料をイメージしてみる

これは余談ではありますが、白井さんの作品は、材料やディテールの素晴らしさが、実物を見るとより良くわかるとも言われます。もちろん建築展では実物の展示ができないわけですが、何となくでもイメージしてみたり、そこから発展して実際に見てみようかと思っていただけると良いなぁと思います。
それと形は、特にビル建築は、モダニズム建築とは対照的なものが多いです。それらは正統な批評の中ではあまり言われないようですが、「胎内感覚」、「淫靡」などと表現されることも多いようです。こうした造形は他の作家にもまま見られるものですので、そうした視点で見てみるのも面白いかもしれないです。

近代美術館の隣にある群馬県立歴史博物館は、これまた著名な大高正人さんの設計です。ようやく猛暑も過ぎ去って芸術の秋!そしてこれらの建物の前には大きな芝生広場があって、これからは家族連れなどレジャーにもちょうど良い時期。この展覧会は11/3まで開催されていますので、ぜひお出掛けいただいては?と思います。

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今回の展覧会を期に、改めて白井さんに関する文献もいくつかあたってみました。今まで私は白井さんの人気は、それほど多くはない一部の人のものなのかと思っていましたが、いわば一世を風靡したというような時期があったようだということを初めて知りました。
私は生まれが1970年で、建築を学び始めた頃には既に白井さんは他界されていました。思うに、建築の関係者として、白井さんのその「熱狂」の中にいた世代と、それ以降の世代とでは、白井さんのとらえ方もかなり違うのではないかと感じられました。そしておそらくその「熱狂」は、例えば「力道山」のそれのような、その時代であったからこそ存在し得たものなのだろうとも思いました。

また、やはり「人間、社会、将来を背負うという気概」を持った人たちが建築家と呼ばれていたことが改めて思い起こされましたし、この頃の建築批評も、今とは異なる「強さ」があったのだろうと思いました。もうそのような時代ではないのだろうと寂しい気持ちにもなります(それはそれで良い面もたくさんあると思いますが)。そうであっても私も、建築に携わる者として今何をなすべきなのか、ごくたま~~~には考えて行きたいなぁと思いました。そうした意味で今回の白井展は、とてもありがたい機会だったと思います。


※モダニズム建築
簡単に言うと、18世紀のイギリスに始まった産業革命による、社会構造や必要とされる建物の規模の大きな変化と、そして同じく産業革命により生み出された鉄、ガラス、コンクリートなどの材料によって、それまでの様式建築(例えばパリやローマと言って思い起こされる街並みをつくっている建物)を否定して新たに登場した建築様式のこと。「建物に装飾が少ないことは良いことだ」、「形は機能で決まる(例えば飛行機は、カッコよくデザインされたのではなく、飛ばすための効率を追求した結果、あの美しい形になった)」、「世界中どこでも同じ普遍的な建築、機能を限定しない空間が良い(工業技術は、民族や地域の違いによらない普遍的なものだから)」などの考えに基づいています。その後、ポストモダニズムにとって代わられますが、主な材料や、柱梁による大空間や高層建築など、現在作られている建物のベースもこのモダニズム建築だと言って良いと思います。
個人的には、このモダニズム建築の定義を何となくでも知っておけば、まず第一段階として、建築がわかりやすく、鑑賞しやすくなるのではないかと思っています。

2010年9月24日 (金)

「建築家 白井晟一 精神と空間」展 2

前回のつづき・・・。

展示を見ても白井さんの『精神と空間』がわからないのは、まず、白井さん本人や作品についての解説が、展示の中にほとんどないからでしょう。どうも主催者さん側は、この展示を絵画などの芸術作品の展示と同様に扱おうとしているのか、ある程度、白井さんについての予備知識がある人たちが見ることを前提としているのかわかりませんが、意図的にそうしているようにも感じられます(例えば、先日訪れた根津美術館などは、もっとわかりやすかったよなぁと)。会期中に、建築史家さんらによるシンポが設定されているものの、おそらく、建築の世界でありがちな、「普通の人にはわからない、役に立たない話」で終わってしまうのではないかと思ってしまいます。関連の資料などには、「今こそ白井建築再考の時」みたいなフレーズが散見されましたが、結局、今、白井展を行なうこと、白井さんの建築界での位置付けを改めて行なうことが、時代的に要望されているわけではないのかな?と思ったりもします。

とはいえもちろん、白井さんという歴史的にも著名な建築家の展覧会を、しかも群馬という「地方」で開催して頂けるのはとてもありがたいことです。地方で、それでいて群馬ではメジャーな近代美術館での開催なのですから、建築関係者のみならず、たくさんの一般の方にも見ていただいて、建築や建築家とういうものをさらに知っていただけると良いのではないかと感じますし、建築家展は、そこに意義を見出すのが最も明瞭なのではないかと思います。

ということで、全くもって余計なお世話ですが、こうした意味での白井展をどうしたらより楽しめそうか、お粗末ながらちょっと考えてみることにしました(笑)

ちなみに、群馬県立近代美術館の設計は、周知の通り、(世界の)磯崎新さんです。

つづく。

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2010年9月23日 (木)

「建築家 白井晟一 精神と空間」展 1

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群馬県立近代美術館で「建築家 白井晟一 精神と空間」展が始まったので、先日さっそく行ってきました。

白井晟一(しらいせいいち1905-1983)さんは、モダニズム建築時代を先導した前川國男さんや丹下健三さんらとほぼ同時代の人ですが、それらとは一線を画した独特な作風の建築家で、それ以外にも、若い頃にドイツで哲学を学んだなどの経歴や、自らの作品について多くを語らない傾向にあったこと、さらには書や装丁などの作品も多いことなどから、「哲学的」、「異端」、「孤高」などと評されることの多い建築家です。(でも聞いた話では、実際は結構ノリの軽い人だったんだとか(苦笑))一連の建物群で学会賞も受賞した親和銀行の「懐霄館」、木造では「呉羽の舎」などが代表的な作品として挙げられるようです。

私も学生の頃に、何の気になしに観に行った渋谷の松涛美術館に感銘を受け、故郷群馬でも旧松井田町役場(安中市と合併したので、正確には旧々役場)も設計していたのを知ってこれも見に行ったりして、結構好きな建築家のひとりです。群馬ということでは、以前の煥乎堂書店の設計などでも知られていますし、ブルーノ・タウトの日本での唯一の弟子とも言われる水原徳言さんによる著書もあります。

展示は、白井さんの建築作品の写真や模型のみならず、描かれた図面、書など多岐に渡っています。原爆堂計画などは、白井さん側の希望で独立したブースで展示されていたり、結構気合が入っている印象でした。でも見終わって、「『精神と空間』というタイトルは何だったんだろう? 白井晟一が考えていたこと、そしてそれと創り出される空間との関連を理解させる展示ではなかったの?」とふと思ったり・・・。

つづく。

2010年9月18日 (土)

中庭と風通し

今日は「前橋のコートハウス」は構造見学会でしたが、それとは関係なく、建主様と照明ほかの現場打合せをしてきました。

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現場は、外部は屋根が葺かれ、外壁は通気胴縁の取り付けがおおよそ終わっています。

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そしてサッシュも入りました!中庭のイメージがさらに良くわかるようになってきました。打合せは午後からでやや雲も多かったですが、室内は予想以上に明るくなりそうで、建主様と喜んできました!

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それと、今日はとてもさわやかな風の吹く一日でした。このあたりは市街地ではありますが、幸い東と西は建物がせまっていなくて風が抜けそうだとのことで計画しました。サッシュを開けると、東→室内→中庭→室内→西と、中庭を介して1階全体に風が流れていました(上の写真は、手前が西で奥が東です)。これも狙い通りになりそうでひと安心です!

2010年9月14日 (火)

ホットな運動会

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週末に保育園の運動会がありました。当日予定していた仕事が延期になったので、今年も無事に?見に行くことができました。

今年は、会場がいつもより広めの体育館でゆったりと、そしてギャラリーもあったので高い位置からも見ることができました。全体が見えるので新鮮なのはもちろんですが、年長、年中、年少、2歳、1歳とあるクラスの全員が並んで最初にしていた体操を見ていたら、前に立って手本を見せてくれている先生のようにしっかりできるのは年長、年中組くらいまでで、年少になるとわりとバラバラなんだなぁなどと気付いたり、結構面白かったです。

さらに今年は、子どもが運動会の練習を結構家で繰り返すので、かみさんといろいろ想像して楽しむこともできました。「ゆ~らゆ~ら、ゆ~らゆ~ら、マル!」と言っていたのが、「みんな~で~、笑~うんだ~、WA!」の部分の振付だったのかぁと思ったり、「ぼくらのロコモーション~」と歌って一生懸命に体を動かしているので調べてみてら、「おかあさんといっしょ」の昔の歌だとわかったので、「これは、きっとおゆうぎに違いない!」と言っていたら、肝心のおゆうぎのための入退場の行進曲だとわかって、「わが子よ、力の入れどころが違うだろ!」と思ったり・・・。

友人とも話していたのですが、1学年下の子の競技を見ては、「去年はうちの子もこんなだったなぁ」と懐かしく感じたり、ひとつ上の学年の子を見ては、「うちの子も来年はこんなことができるようになるのか~」と思ったり、初めての参加だった去年とはずいぶん違った印象の運動会だったように思います。

玉入れの親子競技、綱引き、障害物競走といった保護者競技にも参加してきましたが、体がなまりまくってました。

今年はかみさんが保育園の役員になっていて、運動会の準備も当日も大変そうでした。先生や父兄のみなさんのおかげで、毎年これだけのイベントが開けるのだなぁと、改めて思いました。ようやく朝晩は過ごしやすくなって来ましたが、この日も猛暑がぶり返して暑い一日、いろんな意味でホットな運動会でした。

2010年9月 7日 (火)

上棟式と中庭

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先週末に、「前橋のコートハウス」の上棟式が行なわれました。建主様ご夫妻とお子さん、さらに両家のご両親も出席されました。みなさま、おめでとうございました!

日取りの関係でこの日になりましたが、現場は既に耐力壁も入り始めていて、部屋の明るさもかなりわかるようになっていました。そしてこの家の一番のポイントである「中庭」も、形が出来上がってきています!

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これからしばらくの間に、電気配線やUBなどの最終検討をしていただくことになっています。

ますます楽しみです!

2010年9月 4日 (土)

根津美術館と表参道

先日、東京で飲み会があり、せっかくなので東京で建物見学もしてきました。
今回は、根津美術館と表参道散策です。

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根津美術館は周知の通り、根津嘉一郎のコレクションを
保存・展示する美術館です。
というより、隈研吾さん設計で最近新築されたので、それを見るのがメインです。

隈さんは、数年前に倒産した、高崎のゼネコン井上工業(以前の私の勤務先)と
縁が深かったのは良く知られるところ。
私はお会いしたこともありませんが、
知り合いが隈事務所の所員だった時期もあったりと、
気になる建築家の1人です。

久々に隈作品をと思って出掛けましたが、事前に写真で見た段階からどうも、
最近の隈作品にしては・・・?という印象だったので、期待はほどほどに。

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美術館前に着くと竹が見えて、雑誌でよく見るアプローチがありました。
都心の喧騒から美術館へと来場者の気持ちをかえるための仕掛けですが、
前面道路の美術館通りがとてもうるさく、
照明もあるので夜の方が良いのかなぁ?と思ったり・・・。

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そこを抜けると正面玄関で、お馴染みのファサードがありました。
ここかぁ!・・・と。
この建物は全体として、既存の日本庭園にあうような伝統的な日本建築を、
表参道という都市的な環境にも馴染むようモダンに表現した建物で、
瓦葺なのに、軒先を鉄板にしてシャープに見せたりなどしているそうです。
でも、隈作品にしては、カッコ良い感じがしないような?
何だか上階のヴォリュームが大きく重たい感じがしますし、
エントランスも駐車場とツーツーで、何だか落ち着かない感じでした。
そういえばガラスのカーテンウォールが
群馬音楽センターにちょっと似ているような?

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ホールは写真撮影可で、庭がきれいです。
室内外とも、仕上に竹を多用しています。
コレクションも大層なものが並んでいるようでした。
私は個人的には、昔の青銅器が見ごたえあって良かったです。
でも、人が多いせいもあるのか建物のつくりのせいなのか、
美術館のわりにザワザワしていました。

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庭は広くて立派!都心にこれだけの庭ってさすがにすごいです。
そして、NEZU CAFEという、オシャレな喫茶店もありました。
コーヒー、とてもおいしかったです。

ということで、まがりなりにも建築のプロなのに、
につかわしくないような雑感でした(苦笑)
でも、素晴らしい建物は、とても見ごたえがあります。
みなさまも、「建築鑑賞」をぜひ趣味にしていただいては?

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あたりにはプラダの青山店、安藤忠雄さんの表参道ヒルズ、
さらには隈さんのONE表参道もありました。
その他にも場所柄、カッコ良い建物がたくさんありました。
ONE表参道のファサードは木のルーバーですが、
結構色があせていました。

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2010年9月 1日 (水)

箕郷ふれあい公園・プール編

今日から9月だというのに、まだしばらく猛暑日が続く予定とは・・・、今年は大変です。
また、今日は防災の日。県から、被災宅地危険度判定士の連絡訓練のメールが来ていました。

さて先日、以前のブログ記事でも書いた、ウォータースライダーがあってとても気になっていた「箕郷ふれあい公園」のプールに行ってきました!

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施設は市営で、ウォータースライダーのほかに、水深50㎝と1mくらいの子どもプール、25mプールがありました。施設としては華やかな雰囲気ではありませんが、大人1人が200円と他の公営のプールに比べても安く、ファミリーで出掛けるには良い感じでした。

特に25mプールがあるのは私ら親にはとてもありがたく、子どもを遊ばせつつ、親も交代で25mプールで泳いできました。久々でとても嬉しかったです! 
とはいえ、泳いだら年を感じてしまいました(苦笑)

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今までのわが子は、海でなど、足が水に入れられるボート型の浮き輪で遊ばせることがほとんどでしたが、今回のプールから、アームフロートというんでしょうか、幼児向けの腕用浮き輪を付けさせてみました。普通の丸い浮き輪と違って、これもやはり下に落ちる心配が少ないので、このところ人気なのだとか?私らが子どもの頃にはこんなのなかったですね。

子どもは最初は何が何だか良くわかっていないようでしたが、すぐに「水に浮いている感覚」というのがわかったのか、とても新鮮そうな表情で楽しんでいました。

猛烈な残暑のため、9月になっても続ける屋外プールもあるようですが、うちの子は、足にとびひ(診察してもらったらそうではなかったですが)のようなおできができてしまったこともあり、基本的には今年の夏のプールはこれで終わり。ちょっぴり寂しい感じです。

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