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2008年5月19日 (月)

日本プロゴルフ選手権 in 安中 2

080525_150昨日のブログの続きです。

自分はグリーン廻りに陣取っていましたが、せっかくなのでプロのティーショットも見ようと17番ホールへ行きました。さすがにスイングは早いのですが、インパクトの音は、クラブによっても違うのか、それほどでもなかった印象でした。でも、どの選手も「ドーン」という感じでボールに当てて行きます。とても重量感のあるスイングで驚きました。かなりの飛距離が出ているのだと思いますが、くもり空だったので打球が追えずに残念でした。

それと一番印象に残ったのが、「ゴルフの試合って静かなんだなぁ」ということです。テレビでも、選手がアドレスに入ると「お静かに」の札が挙がるので、そういう時は特に静かに観ないといけないのだろうとは思っていたのですが、それ以外でも、会場はかなり静かでした。グリーン廻りで聞こえるのは、良いアプローチやパットに対しての「おぉ~」という声と拍手、イマイチのショットなどに対しての「あぁ~」というため息くらい。選手らもキャディーさんとかといろいろ話をしながらプレーをしているのかと思っていたら、そうでもないらしく、グリーンのそばにいても選手達の声は全く聞こえて来ませんでした。ゴルフって、ギャラリーも静かだし、戦っている選手達はひとりで黙々とプレーをしている印象で、何だか珍しいスポーツのように感じました。

子供を連れて行くことについては、やはり心配があったので事前に友人に相談しましたが、小さい子供づれの観客も多く、グリーン廻りでも結構観られました。でもさすがに最終組に近づくとギャラリーも増え、しかもみんな静かにプレーを見守っているので、子供は泣かないにしても、いきなり大声でしゃべりだしても困るので、グリーンの上の方で観ていました。

結果は、テンガロンハットでお馴染みの片山晋呉選手が、通算23アンダーで優勝しました。この大会では20年前の尾崎健夫選手の記録を破っての、史上最高のスコアだったそうです。インタビューでは「狙って勝てるようになって嬉しい」と言っていました。でも片山選手は、遠くから見ると、ゴルゴ松本に見えて仕方ないのですが・・・(笑)

表彰式では、大会会長などのほかにも、大会名誉顧問として県知事や安中市長、高崎市長も出席し、片山選手に副賞を贈っていました。県知事からの副賞は、上州牛10キロとかで「おぉ~」という感じでしたが、安中市からの副賞は、自性寺焼の焼物、磯部せんべい半年分と梅干という、安中の特産品でした。「磯部せんべい半年分って何枚だよ?」と、会場から笑いが起こっていました。高崎からは地酒?と福達磨が贈られていました。

こんな感じで初めてのゴルフ観戦が終わりました。普段はあたふたとプレーして、ゴルフ場を楽しむ余裕もなかったのですが、暑くもなく寒くもない陽気の下で、新緑を堪能しながら、初めてゴルフ場をゆっくりと見られたような気がします。ゴルフ好きの人はもちろん、そうでない人でも、観戦自体がレジャーのひとつとして楽しめそうだなと思いました。県内では女子プロは年に何度か試合があるそうなので、今度はそちらも観戦してみたいなと思いました。

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