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2008年1月 6日 (日)

新しい1年が始まりました

 年が明けました。本年も宜しくお願いいたします。

 1年の初めでもあるので、年頭に際して思う、今年はどうかな?的なことを書き留めておこうと思います。

 まず仕事ですが、今年は事務所を開設して丸5年を迎える予定ですが、それなりに頑張りたいと思います。去年の年始は、「今年は飛躍への第一歩になるか?」なんて期待も大きかったのですが、結局どうってことなかったので(笑)、今年は気負わずに、今まで同様ひとつひとつの仕事に真摯に取り組んで行こうと改めて思っている、というくらいです。でもできるだけ、HPを更新して行けるようにとは思っています。正月は、福祉施設の実施で始まりました。でもスケジュール的には多少余裕があるので、1~3日は、あまりパソコンに向かわずにすみました。ここ何年か、年末年始の休暇に実施設計をやっていることが多いように思います。プライベートでは、子供の成長がとても楽しみです。最近の課題は寝返りで、同じ月に生まれた同級生の子供は、既に寝返りを打てるようになっているそうですが、うちはまだなので、最近は巨人の星バリに?特訓していて、うつ伏せから仰向けへの寝返りは、たまにできるようになった、という状態です。そのうち夜泣きも始まるのでしょう。最近は、夜寝てまもなくの頃に、突如目覚めて泣くことがたまに出てきましたが、あやすとすぐにまた寝るので、特に大変でもなくて助かっています。今年中に、ハイハイやちょっと言葉をしゃべるようになったりするのかな?と思うとワクワクします。

 仕事やプライベートはさておき、今年は世間的に気になることが結構あって、「今年はどんな年になるのかなぁ?」と思う点がいくつかあります。正月のテレビ番組などで話題になっていたことなどを含めて、書いておこうと思います。

 まず政治。人並み程度の見識しかありませんけど。特にこの種の領域では、政治評論家の方々が、好き勝手に予測していて、しばらく前には全体的にどんな論調だったのかわからなくなってしまうことが多いので。2007年は参院選で民主党が大勝して第一党となり、いよいよ日本にも政権交代がやってくるのか?と、私自身がどの政党を支持する云々は別にして、政治ネタで結構楽しむことができました。今年は、衆議院の解散総選挙が行なわれるとの見方が強く、正月時点では、予算関連法案成立後の話し合い解散か、7月の洞爺湖サミット明け、どちらかというと後者の方が有力とのこと。ただし、今のままでは自民党が敗北することは避けがたいため、負けるタイミングで解散するか?ということで、自民党は選挙をできるだけ先に延ばしたいようです。でも、それまで内閣は持たないのでは?、首相は決断ができないし、という評論家が多かった印象です(私が言ってるんじゃありません(笑))。一方の民主党も、小選挙区など候補者の選定が遅れているため、早くても予算成立後に、解散を強く求めていくとの見込だそうです。大連立の話も引き続き出ていますが、正月には小沢代表はそれを強く否定していました。今年は解散総選挙はあるのか?それまでの福田内閣の支持率はどうなのか?(昨年末に、消えた年金の統合が無理そうとのニュースや、それに対する首相の対応、また薬害C型肝炎患者との和解交渉が一時決裂したことなどからか、内閣支持率が30%前後まで急落しています)、総選挙の結果、衆参のねじれはどうなるのか?はたまた政界再編はあるのか?などが注目点として挙げられていました。総選挙の大方の予想としては、自民党はもちろん、前回の郵政選挙で未曾有の大勝利をおさめているので、次の選挙では議席数を大幅に減らすものの、民主党も単独過半数が取れるかどうかと言われると、かなり難しそうとのことです。ちなみに先日の毎日新聞の記事では、民主党政権を望む人が全体の半数近くに上っていて、いろいろな政権の形の中で、もっとも望まれているとのことでした。いずれにしても、どうなるのか楽しみです。あとは消えた年金問題の解決の、一応の期限である3月をどのような形で迎えて、それに対する私たち国民の反応はどうなのか、防衛省の汚職が政界にも飛び火するのかなどが当面の注目点のようです。そういえば、臨時国会を再延長し、60日ルールによる衆院2/3以上での再可決が、今月半ばにも予定されている新テロ法案ですが、法案成立がほぼ決定との空気で、日曜の時点では動きは全く伝えられていません。再可決したあとの世間の反応なども見モノかと思っています。

 それと今年は、環境問題も年頭でかなり扱われていました。京都議定書で温室効果ガスの削減目標が決められましたが、2008年は、その削減の最初の年になるからか、はたまた、去年も異常気象(季節外れの大きな台風、夏の猛暑など)が見られたからなのかわかりませんが。ただここへ来て、今まで環境問題に関して当たり前のように叫ばれていたことが、本当に科学的根拠があるのかも、テレビで結構扱われるようになったようです。地球の温暖化は、我々が努力したところでほとんど好転しないとか、そもそも地球自体がそういう時期なのだから別に問題ないとか、私たちがゴミの分別をしていても、リサイクルはされていないし無意味、などなど。地球の環境は、長い目で見て、私たちの世代がすべきことはきちんとするというのはもちろん大切なことだと思っていますが、本当にどのような対処が理にかなっていて、その費用対効果はどの程度なのかなどは、建築の仕事にも深く関わっていますので、冷静に見て行くことが必要だろうと改めて感じます。洞爺湖サミットもありますので、今年は環境問題にも、さらに注目が集まるだろうとの見方がもっぱらでした。

 経済面で話題になっていたのは、今年の日本の景気。昨年来のサブ・プライムローン問題も含めて、アメリカ経済が失速しているとの見方でした。年明け早々、アメリカの株価が下がった影響で、ご祝儀相場が当たり前と言われる今年最初の取引日に、日本市場でも株価がまた下がりました。アメリカ経済の衰退でドル安、相対的な円高も進み、好調だった日本の輸出企業の業績も悪化するのではとの見方が強いです。株価低調で投資資金が流れ込んだことなどによる原油高騰なども手伝って、日本の景気は再び後退局面に入るのではとの話も出ていました。結構心配です。

 以上が、正月番組で目立った話題でした。まあいずれにしても、テレビも結構いい加減で、あおってナンボみたいなところもあるでしょうから、年末にどのようになっているのかな?

 それ以外では、今年は夏のオリンピックが北京で行なわれるので、そういう面では楽しい年にもなるかも知れないなと。でも前回の冬の五輪では、荒川選手が金メダルを獲得して大変良かったですが、それ以外は全然振るわず、全体として日本が盛り上がったとの印象も薄かったので、今年の夏は、より多くの日本選手に頑張って頂きたいです。また薄型テレビが売れるかな?

 とまあだいたいこんな感じで。1年後に、自分にとって納得のいく年だったと思いながら、この記事を振り返ることができるよう頑張りたいと思います。

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