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2008年1月26日 (土)

耐火偽装

 建築に関するニュースが、一般紙などでも報じられることが多いですが、これからは、気になった、覚えておきたいニュースを、ブログに書き留めておこうと思います。今回はその1回目。

 しばらく前に、ニチアスという大手建材メーカーの耐火試験で偽装があったとの報道があり、建築関係者の間でも波紋を広げていましたが、その続報のようです。こういうことって蔓延しているのかなぁ・・・。

耐火偽装 不適切建材は日軽金など45社98件に

1月26日9時54分配信 毎日新聞

 耐火・防火建材の性能偽装問題で、国土交通省は25日、5社21件の大臣認定製品に問題があったとする中間報告を発表した。昨年末以降の緊急調査で判明した不適切な建材は計45社98件となった。既に把握していた大手軽金属製造販売会社「日本軽金属」(品川区)、大手建材メーカー「YKKAP」(千代田区)などについても偽装が確定したとして公表した。調査対象企業は1割近く残っており、偽装はさらに増える可能性がある。

 昨年10月にニチアスによる偽装問題が発覚、国交省は全大臣認定品の自社調査を1788社に指示した。8日の1次発表で40社77件に問題があったことが明らかになっている。

 今回偽装が発覚したのは▽「三菱化学産資」(東京都千代田区)▽「東洋鋼鈑」(同)▽「三菱樹脂」(同)など。大臣認定の試験時に添付した仕様書と異なる製品を使用したケースは計12件、大臣認定を受けた製品とは異なる製品を販売していたのが計81件となった。残り5件は調査中。これら45社の製品の使用が判明した建物は計3200棟に上る。

 日本軽金属の亜鉛メッキ鋼板は、芯(しん)材を燃えやすい素材に変更したため、不燃性能が認定時の5分の1しかなかった。記者会見した製造元の子会社「日軽パネルシステム」によると、02年に納期が迫ったが製品を注文通りの形状に加工できず、現場が無断で、加工しやすい素材を使ったという。経営陣は2年後に把握し、素材を元に戻したが、販売分は回収せず、公表もしなかった。日本軽金属の担当役員も承知していた。室伏好郎社長は「顧客への配慮が欠けていた。問題への認識不足だった」と謝罪。約10億円を負担し改修する。

 YKKAPは合金製折りたたみ戸のガラスを止めるゴム部品を認定取得時よりも燃えやすい素材に変更していた。20分の耐火性能が実際には16~18分だった。吉田忠裕社長は会見で「商品化の過程で材質を変更したが、耐火性能は十分だと判断していた。認定の再申請も怠り反省している」と謝罪。約1億円をかけて無償改修する。【渡辺暖、辻本貴洋、高橋昌紀】

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